【福岡のお寺特集】如意輪寺

【福岡のお寺特集】如意輪寺

如意輪寺は福岡県小郡市にある真言宗御室派の寺院で、地元の方々からは横隈観音の愛称で呼ばれ、今も信仰を集める寺院です。

この如意輪寺は、天平年間の729年に行基により開基されたと伝えられています。
江戸時代初期には寺院は衰退して茅堂のみを残している状態でしたが、古刹の如意輪寺が衰退している事を惜しんだ久留米藩主の有馬忠頼により再興されました。

如意輪観音は一般的には座像ですが、この如意輪寺の本尊は全国的にも珍しい立像で、福岡県の文化財に指定されています。

如意輪寺は、筑後三十三観音霊場第8番札所、九州八十八ヶ所第3番札所として地元のみならず、福岡県・九州全域から多くの巡礼者が訪れる寺院となっています。

この如意輪寺は別名「カエル寺」とも呼ばれています。
これはある時、住職が中国からヒスイ製のカエルを持ち帰って来た事が始まりで、現在ではカエルの像や置物は3000体~5000体あると言われ、境内のいたる所に並んでいます。

カエルは昔の中国では仙人の使いとされて来た縁起の良い小動物である事と、無事帰るや元気がかえると言った語呂合わせの縁起の良さが、ここまでカエルの置物が増えた理由のようです。
6月6日にはカエル祭が行われています。

愛くるしいカエルの像がいたる所にあり、子供連れで訪れると、大喜びで子供も飽きることなく楽しむ事が出来る寺院です。

また如意輪寺では6月中旬から9月頃まで、夏を無事に越せるようにと、「風鈴」に願いを書いて境内に奉納する風鈴祭が行われ、500円で販売されている風鈴に願いを書いて吊るせば、その音色で夏の暑さも忘れられるでしょう。

観音信仰や弘法大師の信仰で巡礼される方のみならず、カエルや風鈴を求めて多くの人に訪れて欲しい寺院と言えます。

名称 清影山 如意輪寺

アクセス 西鉄大牟田線三沢下車徒歩13分

住所 福岡県小郡市横隈1728

問い合わせ 0942-75-5294