「葬儀にあまりお金をかけられない」「葬儀は簡単なものでよい」と考える方を中心に、直葬が選択されるケースが増えています。しかし、直葬にはメリットがある反面デメリットもあります。知らずに後悔する事態を避けるためには、プラス面とマイナス面の両方を把握したうえで葬儀形態を検討すべきでしょう。
では、直葬のメリットやデメリットは、どのような点にあるのでしょうか?また、直葬はどのような流れで進行するのでしょうか?今回は、直葬の概要や直葬のメリット・デメリット、直葬の流れなどについてくわしく解説します。
なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、費用を抑えた「直葬(火葬式)プラン」も展開しています。直葬をご検討の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。
直葬とは?
直葬とは、儀式としての通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬だけを行う葬儀形態です。火葬だけを行うため、「火葬式」と呼ばれることもあります。
これに対して通夜と葬儀・告別式、火葬を行う伝統的な葬儀を「二日葬」といい、通夜を行わず葬儀・告別式と火葬だけを行う葬儀形態を「一日葬」といいます。これらをまとめると、次のとおりです。
| 葬儀の種類 | 通夜 | 葬儀・告別式 | 火葬 |
| 直葬 | - | - | 〇 |
| 一日葬 | - | 〇 | 〇 |
| 二日葬 | 〇 | 〇 | 〇 |
直葬はもっともシンプルであり、費用も抑えやすい葬儀形態であるといえます。
直葬の主なメリット
直葬には、多くのメリットがあります。ここでは、直葬の主なメリットを4つ解説します。
- 費用を抑えられる
- 身体的な負担を最小限に抑えられる
- 接待や準備などの負担を軽減できる
- 遠方の参列者も日帰りしやすい
なお、家族葬のアイリスはリーズナブルな料金で直葬が行える「直葬(火葬式)プラン」を展開しています。直葬をご検討の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
費用を抑えられる
直葬のメリットの1つ目は、費用を抑えやすいことです。
葬儀に掛かる費用の平均額は、120万円前後とされています。多くの人が参列する一般葬としたり祭壇にこだわったりすれば、さらに高額な費用がかかることもあります。
これに対して、直葬の費用の目安は20万円から40万円程度です。直葬で費用を抑えやすい理由は通夜や葬儀・告別式を行わないことから、斎場のレンタルや祭壇の用意が不要となるためです。
また、直葬では会食を省略することも多いため、この点でも費用を抑えやすいといえるでしょう。
身体的な負担を最小限に抑えられる
直葬のメリットの2つ目は、身体的な負担を最小限に抑えやすいことです。
遺族に高齢者や持病のある人がいる場合、長時間の葬儀に耐えることが難しいこともあるでしょう。直葬では通夜や葬儀・告別式を行わないため、葬儀にかける時間が少なくて済みます。
そのため、遺族に高齢者や持病のある人がいる場合であっても、身体的な負担を最小限に抑えつつ葬儀を施行しやすくなります。
接待や準備などの負担を軽減できる
直葬のメリットの3つ目は、接待や準備などの負担を軽減できることです。
直葬の場合は参列者が自ずと近親者に限られるため、参列者の接待などが必要ありません。また、通夜や葬儀・告別式がないため、会場の準備も不要です。
遠方の参列者も日帰りしやすい
直葬のメリットの4つ目は、遠方の参列者が日帰りしやすいことです。
二日葬の場合、遠方の参列者は宿泊先の手配が必要となります。また、一日葬の場合であっても開始時刻が午前中となることが多いため、宿泊が必要となることが多いでしょう。
一方で、直葬では葬儀の所要時間が短いため、遠方の参列者であっても日帰りできる可能性があります。
直葬の主なデメリット
直葬にはメリットのほか、デメリットもあります。デメリットも理解しておくことで、「こんなはずではなかった」と後悔する事態を避けやすくなります。ここでは、直葬の主なデメリットを4つ解説します。
- 「十分に供養できなかった」と感じて後悔する可能性がある
- 菩提寺に納骨できない可能性がある
- 親族との関係が悪化するおそれがある
- 後日、弔問客の対応に追われる可能性がある
「十分に供養できなかった」と感じて後悔する可能性がある
直葬のデメリットの1つ目は、「十分に供養ができなかった」と感じて後悔する可能性があることです。
直葬では通夜や葬儀を行わず、ご遺体の安置場所から火葬場へ向けて出棺します。また、火葬場への到着後は十分なお別れの時間をとることができず、慌ただしくしている間に火葬の時刻となることが多いでしょう。そして、火葬場に僧侶を呼び読経してもらうことはできるものの、火葬場での読経は5分から10分程度の短いものとなることが一般的です。
この点を理解していなければ、「十分な供養がしてあげられなかった」「あっという間にお別れの時間が来てしまった」などと感じて後悔するかもしれません。
なお、家族葬のアイリスはさまざまなニーズに対応できるよう多様な葬儀形態を展開しており、「直葬(火葬式)プラン」のほかに一日葬プランなども展開しています。「葬儀費用を抑えたいものの、直葬では少し寂しい」という場合には、一日葬も視野に入れて葬儀プランを検討するとよいでしょう。
菩提寺に納骨できない可能性がある
直葬のデメリットの2つ目は、菩提寺に納骨できない可能性があることです。
お寺への納骨は、葬儀での読経や戒名の授与が条件とされていることが少なくありません。そのため、菩提寺がある場合やお寺が管理する一般墓への納骨を希望する場合には、直葬に決める前にお寺へ相談しておくことをおすすめします。
事前に相談することなく直葬を決行してしまうと、菩提寺などから納骨を断られて大きなトラブルに発展するかもしれません。
親族との関係が悪化するおそれがある
直葬のデメリットの3つ目は、親族との関係が悪化するおそれがあることです。
人によっては、直葬とすることについて「故人が可哀想だ」などの印象を持つことがあります。親族がこのような考えを持っている場合に直葬を決行すれば、親族との関係が悪化するかもしれません。
そのため、親族との良好な関係を維持したい場合は、直葬としたい事情などを事前に親族へ説明し、理解を得るよう努めることをおすすめします。
後日、弔問客の対応に追われる可能性がある
直葬のデメリットの4つ目は、後日弔問客の対応に追われる可能性があることです。
直葬はその性質上多くの弔問客が参列できるものではなく、近親者だけでの葬儀となることが一般的です。そのため、最期のお別れが叶わなかった故人の関係者が後日自宅などへ弔問に訪れて、遺族が対応に追われる可能性があります。
このような事態を避けるため、故人の交友関係が広かったなど弔問客が多くなることが予想される場合には、一般参列者が参列できる一般葬とする方が遺族の負担が少なくて済むかもしれません。
家族葬のアイリスは直葬のほか、一般葬などさまざまな葬儀形態に対応しています。ご家族が亡くなり葬儀形態でお悩みの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。状況に応じ、最適な葬儀プランを提案します。
直葬の流れ
直葬は、どのような流れで進行するのでしょうか?ここでは、故人が病院で亡くなった場合を前提に、直葬の一般的な流れを解説します。
- ご逝去・近親者への連絡
- 死亡診断書の受け取り
- 葬儀社の手配
- ご遺体の搬送・安置
- 葬儀プランの打ち合わせ
- 死亡届の提出
- 納棺・出棺
- 火葬
- 骨上げ
ご逝去・近親者への連絡
病院でご逝去が確認されたら、その場に立ち会っていない近親者に連絡を入れます。
直葬を検討しているのであれば、この際にその旨も伝えておくとよいでしょう。まだ葬儀の詳細は決まっていないため、この段階では訃報とともに、「直葬を考えている」旨だけを伝えます。
なお、直葬など一般参列者を招かない形で葬儀をする場合、参列者以外には、葬儀を終えてから訃報を伝えることが一般的です。そのため、直葬を検討していることとともに、訃報を近親者以外に訃報を広めないよう伝えておくことをおすすめします。
死亡診断書の受け取り
続いて、医師から死亡診断書を受け取ります。この死亡診断書は死亡届の様式と一体となっており死亡届の提出に必要となるため、紛失しないよう注意しましょう。
なお、この死亡診断書のコピーは、さまざまな手続きで、故人の死亡を証明する書類として使用できます。そのため、提出前に数通コピーをとっておくことをおすすめします。
葬儀社の手配
次に、葬儀社を手配します。この段階で葬儀社への連絡が必要となるのは、病院から別の場所へご依頼を搬送してもらう必要があるためです。
ご逝去が確認されると、ご遺体は病院内の霊安室に移されます。しかし、病院の霊安室が使えるのは数時間程度だけであることが一般的であり、その時間内にご遺体を別の安置場所へと搬送しなければなりません。
とはいえ、自家用車などでご遺体を搬送するのは現実的ではないでしょう。そこで、ご遺体を搬送できる「寝台車」を持っている葬儀社を手配して、ご遺体を搬送してもらいます。
葬儀社や病院から紹介されることもあるものの、紹介を受け入れるのは義務ではありません。そもそも、葬儀社が直葬に対応していない可能性もあります。後悔する事態を避けるため、直葬に対応している信頼できそうな葬儀社を探して連絡するとよいでしょう。
家族葬のアイリスは全国対応でリーズナブルな「直葬(火葬式)プラン」を展開しており、ご連絡後はすぐに担当者が駆け付けてご遺体の搬送をサポートします。直葬に対応している信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。
ご遺体の搬送・安置
葬儀社の担当者が到着したら、ご遺体を搬送し、安置します。安置場所は、「ご自宅」か「葬儀社の安置施設」のいずれかとすることが多いでしょう。
なお、葬儀社の安置施設は温度や湿度管理が的確であり安心である一方で、1日あたり数千円から2万円程度の利用料がかかります。そのため、安置に掛かる費用も事前に確認しておくことをおすすめします。
なお、家族葬のアイリスは「直葬(火葬式)プラン」の基本料金に最大3日分の宿泊施設利用料が含まれており、この期間内の安置であれば安置施設の利用に関して追加料金は発生しません。直葬としたいものの安置料金に不安がある場合には、家族葬のアイリスまでご相談ください。
葬儀プランの打ち合わせ
ご遺体を安置したら、葬儀プランの打ち合わせを行います。打ち合わせでは直葬としたい旨を改めて伝え、掛かる費用をトータルで確認しておきましょう。
また、先程解説したように、菩提寺がある場合に無断で直葬を決行すれば、大きなトラブルに発展しかねません。そのため、菩提寺がある場合には、葬儀プランを最終的に決める前に菩提寺に相談しておくことをおすすめします。
死亡届の提出
続いて、死亡届を提出します。死亡届の提出期限は、原則としてご逝去を知ってから7日以内です。ただし、死亡届を提出しなければ、火葬に必要となる火葬許可証が受け取れません。そのため、期限を待つのではなく、早期に届け出ておくことをおすすめします。
なお、家族葬のアイリスは「直葬(火葬式)プラン」の基本料金に死亡届の提出代行を含んでいます。そのため、ご遺族が直接役所に出向く必要はありません。
納棺・出棺
火葬に先立って、ご遺体を棺に納める「納棺」をします。故人が大切にしていたものなどを、副葬品として棺におさめることもできます。また、オプション(別料金)であることが多いものの、納棺に先立ってご遺体の身体を湯で拭いて清める「湯灌(ゆかん)」をすることもあります。
納棺をしたら、火葬場へ向けて出棺します。
火葬
火葬場に到着したら、ご遺体を荼毘に付します。
火葬前に、喪主から参列者に対して挨拶をすることもあります。また、僧侶を手配している場合には、火葬炉の前で読経してもらいます。ただし、読経は通常の葬儀・告別式と同様のものではなく、5分から10分程度の短いものとなることが一般的です。
火葬には1時間から2時間程度を要するため、遺族はその間、火葬場の待合室などで待機します。
骨上げ
火葬を終えたら、「骨上げ」を行います。これは、遺族が2人1組になって専用の箸で遺骨を拾い上げ、骨壺に納める儀式です。骨上げの方法などは地域などによって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
最後に、火葬場から「埋葬許可証」を受け取って、直葬は終了となります。
なお、一般的な葬儀では火葬の後に「精進落とし」と呼ばれる食事会をすることがあるものの、直葬では省略されることが多いでしょう。ただし、直葬の参列者はそもそも近親者だけであることから、参列者同士でカジュアルな店で食事会をすることはあります。
直葬のメリットに関するよくある質問
最後に、直葬のメリットに関するよくある質問とその回答を紹介します。
直葬の場合、葬儀社に依頼しなくてもよい?
直葬であっても、葬儀社に依頼して行うことが一般的です。なぜなら、仮に葬儀社に依頼せずに直葬を行おうとすれば、火葬場の予約から棺・骨壺の手配、ご遺体の搬送手段の確保、安置時のドライアイスの処置などをすべて自分達で行う必要が生じ、非常に大変であるためです。
そのため、葬儀経験があるなど特殊なケースを除き、直葬であっても葬儀社に依頼して行うことがほとんどでしょう。
直葬にかかる費用はどのくらい?
直葬にかかる費用は、20万円から40万円程度であることが一般的です。ただし、依頼する葬儀社や僧侶を手配するか否かなどによって費用は大きく変動するため、事前に確認しておくことをおすすめします。
リーズナブルな費用で納得のいく直葬をご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
まとめ
直葬の概要や直葬のメリット・デメリット、直葬の一般的な流れを解説しました。
直葬とは、通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬だけを行う葬儀形態です。もっともシンプルな葬儀形態であり、費用を抑えやすいことや体力面の負担が少ないことなどがメリットです。
その反面、十分なお別れの時間をとることが難しいことや菩提寺・親族から反対される可能性があることに注意しなければなりません。直葬を選択しようとする際は、メリットだけではなくデメリットも理解したうえで慎重に検討する必要があるでしょう。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、リーズナブルな「直葬(火葬式)プラン」も展開しています。直葬をご検討の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は24時間365日受け付けており、深夜や早朝であってもご遠慮いただく必要はありません。