ご逝去後、通夜や葬儀・告別式までの間、一時的にご遺体の安置が必要となることが一般的です。安置期間は状況によって異なるものの、なかには1週間の安置が必要となる場合もあります。
では、ご遺体を1週間安置する場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?また、ご遺体安置はどのような流れで行うのでしょうか?
今回は、1週間のご遺体安置が必要となるケースやご遺体を1週間安置する場合にかかる費用の目安、ご遺体安置の流れ、ご遺体を1週間安置する場合に費用を抑えるポイントなどについてくわしく解説します。
なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、各葬儀プラン(自宅での安置が前提となる「自宅葬プラン」を除く)の基本料金に、最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。安置費用を抑えたいとお考えの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にお電話ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。
ご遺体安置とは?
ご遺体の安置とは、ご遺体を通夜や葬儀・告別式まで一時的に保管することです。
病院で亡くなった場合、ご遺体は一時的に病院内の霊安室に移されます。しかし、霊安室に安置できるのはご逝去後の数時間だけであることが一般的であり、通夜や葬儀・告別式までの間使い続けられるわけではありません。
そのため、病院を出るべき時間までに別の安置場所を探し、その場所にご遺体を安置しなおす必要が生じます。主な安置場所の選択肢としては、ご自宅と葬儀社の安置施設、民間の安置施設が挙げられます。それぞれの安置場所の概要は、後ほど改めて解説します。
安置場所への搬送を自家用車で行うことは難しいため、葬儀社に依頼して搬送することが一般的です。葬儀社は病院から紹介されることも多いものの、葬儀プランや費用のミスマッチを避けるため、信頼できそうな葬儀社を自分で選んで手配するとよいでしょう。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、ご逝去のご連絡後はすぐに担当者が駆け付けてご遺体の搬送をサポートします。安置場所までのご遺体搬送でお困りの際は、家族葬のアイリスまでお電話ください。
ご遺体安置の期間はどのくらい?
ご遺体の安置期間は、一般的に2日から3日程度です。
前提として、日本では「墓地埋葬法」の規定により、原則として死亡後24時間は火葬できません。また、火葬場は24時間営業ではなく、17時頃には閉まることが一般的です。
そのため、4月1日の夕刻以降に亡くなった場合には、4月1日だけではなく4月2日の火葬も困難でしょう。この場合における最短での火葬日は4月3日となり、それまでの期間は安置場所(儀式をする場合は、儀式中は通夜や葬儀の会場)で安置することとなります。
ご遺体安置の期間が1週間となる主なケース
ご遺体の安置期間が長くなり、1週間近く安置する場合もあります。ここでは、ご遺体の安置期間が長くなりやすい主なケースを4つ紹介します。
- 火葬場の予約が取れない場合
- 近親者の都合に合わせる場合
- 僧侶の都合がつかない場合
- 斎場に空きがない場合
火葬場の予約が取れない場合
地域によっては火葬場が混み合っており、すぐに予約がとれない場合があります。特に、友引の前に亡くなった場合は注意が必要です。火葬場は友引の日に休業することが多く、その翌日も混み合って予約が取れない可能性があるためです。
また、年末年始はほとんどの火葬場が休みとなります。年始も予約が埋まりやすいため、年末や年始に亡くなった場合は1週間前後の安置期間が生じる可能性が高いでしょう。
近親者の都合に合わせる場合
身内の葬儀は他の予定に優先させることが多いものの、中には予定の調整が難しい場合もあるでしょう。
たとえば、受験の日と重なっている場合や年に1度の国家試験の日と重なっている場合などです。また、ご遺族が海外におり、帰国までに時間を要するケースも想定されます。
このご遺族が故人の子どもであるなど非常に近い関係にある場合には、そのご遺族の都合に合わせて葬儀日程を調整することを検討することとなるでしょう。この場合、安置期間が長くなる可能性があります。
僧侶の都合がつかない場合
菩提寺がある場合、その菩提寺の僧侶に通夜や葬儀での読経を依頼することとなります。菩提寺の僧侶の都合がつかない場合はこれに合わせて葬儀日程を調整するため、安置期間が1週間近くなるケースがあります。
なお、菩提寺の僧侶の都合がつかなくても、同じ宗派の他の僧侶などの紹介が受けられることが多いでしょう。とはいえ、お盆やお彼岸などの時期には僧侶の予定が埋まりやすく、紹介も受けられない可能性があります。
斎場に空きがない場合
希望する斎場に空きがない場合、斎場の都合に合わせて葬儀日程を調整することがあります。これにより、安置期間が長くなる可能性があるでしょう。
なお、家族葬のアイリスは全国のさまざまな斎場と提携しており、混み合う時期であっても空きのある斎場を紹介できる可能性があります。斎場の空きがなくお困りの際も、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
ご遺体の安置場所の選択肢
先ほど解説したように、ご遺体の安置場所の選択肢には主にご自宅と葬儀社の安置施設、民間の安置施設が挙げられます。ご遺体を1週間安置する場合、安置場所の選択も重要となるでしょう。ここでは、それぞれ概要を解説します。
- ご自宅
- 葬儀社の安置施設
- 民間の安置施設(ご遺体ホテル)
ご自宅
故人やご遺族のご自宅で、ご遺体を安置する方法です。
自宅で葬儀をする「自宅葬」の場合は、自宅安置を選択することが一般的です。また、斎場で葬儀をする場合であっても、さまざまな理由から自宅安置を選択することもあります。
自宅安置の最大のメリットは、いつでも故人のお顔が見られることです。また、故人とともに日々を過ごす中で、時間をかけて「死」を受け入れやすくなるでしょう。ご自宅安置では、安置施設の利用料がかからないこともメリットです。
その反面、温度・湿度管理が難しいことに注意しなければなりません。ご遺体の腐敗を避けるためには室温を常に18度以下に保つ必要があるほか、状況によっては除湿も行う必要があります。また、ご遺体を自宅に残して外出することに抵抗を感じる場合もあります。
さらに、マンションの場合はご遺体の搬出入経路の確保にも注意すべきでしょう。荷物搬入用の広いエレベーターがない場合、ご遺体を寝かせたまま搬入できない可能性があるためです。
葬儀社の安置施設
葬儀を依頼する葬儀社の安置施設で、ご遺体を安置する方法です。
斎場で葬儀をする場合は、葬儀社の安置施設を使うことが多いでしょう。葬儀社の安置施設では温度・湿度が適切に保たれるため安心であるほか、自宅安置のように外出をためらう必要もありません。
その反面、安置施設の利用料がかかります。また、いつでも自由に面会できるわけではなく、面会時間に一定の制約があることが一般的です。葬儀社によってはご遺体との面会の都度別料金が発生することもあるため、面会のルールについても事前に確認することをおすすめします。
民間の安置施設(ご遺体ホテル)
葬儀社以外の団体が運営する民間の施設に、ご遺体を安置する方法です。民間の安置施設は、「ご遺体ホテル」などと呼ばれることもあります。
民間の安置施設は葬儀社の安置施設と比較して、自由度が高い傾向にあります。また、温度や湿度管理が徹底された冷蔵設備があるため、自分で温度や湿度管理に気を配る必要はありません。
その反面、利用料は葬儀社の安置施設よりも割高となる傾向にあります。また、民間の安置施設は都心部に集中しており、地域によってはそもそも付近に存在しないことも多いでしょう。
【安置場所別】ご遺体を1週間安置する場合の費用の目安
ご遺体を1週間安置する場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?安置場所ごとの費用の目安を紹介します。
ご自宅の場合
ご自宅安置の場合、安置施設の利用料はかかりません。
一方で、ドライアイス代は必要です。ドライアイス費用の目安は1日あたり1万円程度であるものの、季節などによっては多めのドライアイスが必要となりさらに費用がかかる場合もあります。
1週間安置する場合の費用の目安は、7万円から10万円程度でしょう。ただし、冷房の電気代などは別途必要です。
葬儀社の安置施設の場合
葬儀社の安置施設の利用料の目安は、1日あたり5,000円から3万円程度です。1週間に換算すると、35,000円から21万円前後となるでしょう。
また、別途ドライアイス費用などがかかります。ほかに面会費用などがかかる場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プラン(「自宅葬プラン」を除く)の基本料金に、最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。ご遺体を1週間安置する場合の費用を抑えたいとご希望の際は、家族葬のアイリスまでご相談ください。
民間の安置施設(ご遺体ホテル)の場合
民間の安置施設の場合、安置施設の利用料の目安は1日あたり1万円から3万円程度です。1週間に換算すると、7万円から21万円程度となります。
このほかにドライアイス費用などがかかるほか、葬儀社の安置施設と同じく面会費用などが別途かかる場合もあります。
ご遺体安置までの流れ
ご逝去後、ご遺体の安置まではどのような流れとなるのでしょうか?ここでは、病院で亡くなった場合における一般的な流れを解説します。
- ご逝去が確認され病院内の霊安室に移される
- 近親者に連絡する
- 安置場所を検討する
- 葬儀社に連絡する
- ご遺体を搬送する
- ご遺体を安置する
- 葬儀プランの打ち合わせをする
ご逝去が確認され病院内の霊安室に移される
ご逝去が確認されると医師によって死亡時刻などが宣告され、ご遺体は病院内の霊安室に移されます。霊安室が使えるのはご逝去後の2~3時間だけであることが多いため、病院に確認しておきましょう。
近親者に連絡する
その場に立ち会えなかった近親者に、亡くなった旨を連絡します。必要に応じて、安置場所についても相談するとよいでしょう。
安置場所を検討する
葬儀社への連絡に先立って、安置場所を検討します。一般的には、ご自宅と葬儀社の安置施設の二択となります。
葬儀社に連絡する
葬儀社に連絡をして、安置場所へのご遺体の搬送を依頼します。安置施設を出るべき時刻までに、葬儀社にご遺体を搬出してもらう必要があるためです。
葬儀社は病院から紹介される場合もあるものの、紹介の受け入れは義務ではありません。葬儀社とのミスマッチを避けるには、よく調べずに紹介を受け入れるのではなく、ご遺族が自分で探した信頼できそうな葬儀社を手配するとよいでしょう。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、ご逝去のご連絡後はすぐに担当者が駆け付けてご遺体の搬送をサポートします。実績豊富で明朗会計の葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にお電話ください。お電話は、深夜や早朝であってもつながります。
ご遺体を搬送する
葬儀社の担当者が到着したら、安置場所までご遺体を搬送してもらいます。ご遺体の安置場所を事前に伝えておくと、スムーズでしょう。
ご遺体を安置する
安置場所に到着したら、ご遺体を安置します。安置したら、「仮祭壇」とも呼ばれる枕飾りを設置します。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プランの基本料金に枕飾りの費用を含んでいるため、枕飾りの用意に別料金はかかりません。
葬儀プランの打ち合わせをする
ご遺体を安置したら、葬儀プランの打ち合わせをします。打ち合わせでは、葬儀にかかるトータルの費用を確認しておきましょう。特に、ご遺体を1週間安置する場合は安置費用が高くなる可能性があるため、安置費用についても入念な確認をおすすめします。
安置費用を確認する際の注意点は、次でくわしく解説します。
ご遺体の1週間分の安置費用を確認する際の注意点
ご遺体を1週間安置する際の費用を確認する際、どのような点に注意すればよいのでしょうか?ここでは、安置費用を確認する際の注意点を2つ紹介します。
- 安置施設利用料だけでなくトータルの費用を確認する
- 安置期間中の面会費用を確認する
安置施設利用料だけでなくトータルの費用を確認する
ご遺体を1週間安置する費用を確認する際は、「安置施設の利用料」だけではなく、トータルの費用を確認しましょう。
ご遺体の安置にかかる費用は、安置施設の利用料だけではありません。ほかに、ドライアイスの費用などがかかることが一般的です。
ドライアイスは気候などによって「減り具合」が異なるため事前に明確な見積もりを出してもらうのは難しいものの、1日あたりの費用の目安や変動幅を確認しておくと安心です。
安置期間中の面会費用を確認する
ご遺体を1週間安置するにあたっては、安置期間中の面会費用や面会ルールなどを確認しておくことをおすすめします。
ご遺体を自宅以外で安置する場合、面会時間に一定の制限が設けられることが一般的です。病院の入院中であっても四六時中いつでも面会できるわけではないため、これと同じように考えておくとよいでしょう。
また、葬儀社によっては、安置期間中に面会するごとに費用がかかる場合もあります。そのため、安置費用を確認する際は面会のルールや、面会時の追加費用の有無なども確認しておくことをおすすめします。
ご遺体を1週間安置する際に費用を抑えるポイント
ご遺体を1週間安置する必要がある場合、できるだけ費用を抑えたいと考えることも多いでしょう。ここでは、ご遺体の安置費用を抑える主なポイントを3つ紹介します。
- 自宅安置を検討する
- エンバーミングとドライアイスのいずれが安いか比較する
- 信頼できる葬儀社に依頼する
自宅安置を検討する
1つ目は、自宅安置を検討することです。
葬儀社の安置施設などを使用する場合とは異なり、自宅安置の場合には安置施設の利用料はかかりません。そのため、費用を抑えるには自宅安置を検討するとよいでしょう。
エンバーミングとドライアイスのいずれが安いか比較する
2つ目は、エンバーミングとドライアイスのどちらが安いかを比較・検討することです。
ご遺体を1週間安置する場合、ドライアイス代だけでもまとまった額が必要です。先ほど解説したように、ドライアイス代の目安は1日あたり1万円前後であり、季節によってはこれ以上の費用を要します。
また、ドライアイスの処置だけで、腐敗の進行を完全に抑えられるわけではありません。特に、夏場にドライアイスの処置だけで1週間ご遺体を安置することはリスクが高いといえます。
そのため、ご遺体を1週間安置するのであれば、「エンバーミング(遺体衛生保全)」も有力な選択肢となるでしょう。エンバーミングとは、ご遺体を長期にわたって衛生的に保つ処置です。
エンバーミングによりご遺体の血液を防腐剤に入れ替えるなどの処置を施すことで、ご遺体を常温で(ドライアイス不要で)10日から2週間ほど保全することが可能となります。
エンバーミングには15万円から30万円程度の費用がかかるものの、その分ドライアイスの費用は不要となるため、安置すべき日数によっては費用を抑えられる可能性があります。そのため、ご遺体を1週間安置する場合には、エンバーミングとするかドライアイスとするかを費用面と衛生面の両方の観点から検討するとよいでしょう。
信頼できる葬儀社に依頼する
3つ目は、信頼できる葬儀社に依頼することです。
誠実な葬儀社であれば、予算やご遺体の状況などを踏まえ、エンバーミングとするかドライアイスとするかなどについて的確な助言をくれることでしょう。また、安置費用の一部が葬儀の基本料金に含まれており、安置費用を抑えられる可能性もあります。
家族葬のアイリスは各プラン(ご自宅での安置が前提となる「自宅葬プラン」を除く)の基本料金に、最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。ご遺体を1週間安置する場合の費用を抑えたい場合には、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
ご遺体の安置費用に関するよくある質問
最後に、ご遺体の安置費用に関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。
ご遺体の安置期間は最大で何日?
温度・湿度を管理してドライアイスを処置する場合、1週間から10日程度の安置ができることが一般的です。
ただし、季節などによっても異なるため、葬儀社の担当者に相談するとよいでしょう。エンバーミングをする場合は、安置期間をさらに延ばすことが可能となります。
ご遺体安置のドライアイス費用はどのくらい?
ご遺体安置のドライアイス費用は葬儀社などによって異なるものの、1回分(10kg程度)で1万円から15,000円程度であることが多いでしょう。
安置期間が1週間となればドライアイス費用もまとまった額になりやすいため、事前の確認をおすすめします。
まとめ
ご遺体を1週間安置する場合の費用の目安やご遺体安置の流れなどを解説しました。
ご遺体を1週間安置する費用は、葬儀社の安置施設を利用する場合、ドライアイス費用を入れて10万円から30万円程度です。安置施設の利用料やドライアイス費用などは葬儀社によって異なるため、事前の確認をおすすめします。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、各葬儀プラン(自宅安置が前提となる「自宅葬プラン」を除く)の基本料金に、最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。ご遺体の安置費用を抑えたい際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。