直葬には良い面も多い一方で、デメリットも存在します。
では、直葬を選んだ人が「直葬にして良かった」と感じる場合、どのような点が理由になっているのでしょうか?また、反対に直葬にしたことを後悔している場合、その理由にはどのようなものが挙げられるでしょうか?今回は、直葬の概要や直葬にして良かったと感じる理由、直葬にして後悔している理由などについてくわしく解説します。
なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、リーズナブルな料金での直葬プランも展開しています。直葬をご検討の際や葬儀プランでお悩みの際などには、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。
直葬とは?
直葬とは、通夜や葬儀・告別式などの儀式を行わず、火葬だけを行う葬儀形態です。
火葬のみを行うため、「火葬式」と呼ばれることもあります。もっともシンプルな葬儀形態であり、費用も抑えやすいといえるでしょう。近年では葬儀の小規模化や縮小化が進んでおり、直葬が選択されるケースも増えています。
なお、直葬の場合には僧侶などの宗教者も呼ばないことが多いものの、僧侶を手配して火葬炉の前で短い読経をしてもらうこともあります。
「直葬にして良かった」と感じる場合の主な理由
冒頭で解説したように、直葬には良い面もある反面、デメリットも存在します。両面を理解しておくことで、後悔のない選択をしやすくなるでしょう。ここでは、「直葬にして良かった」と感じる主な理由を5つ紹介します。
- 費用を抑えられたから
- 事前の準備が少なくて済んだから
- 身体への負担が少なかったから
- 遠方の参列者が日帰りできたから
- 近親者だけで気兼ねなく見送りができたから
費用を抑えられたから
1つ目は、「費用を抑えられたから」です。
直葬では通夜や葬儀などの儀式を行わず、斎場を借りたり祭壇を用意したりする必要もありません。また、会食も省略することも多いでしょう。そのため、他の葬儀形態と比較して費用を抑えやすいといえます。
なお、葬儀全体の平均費用は120万円前後であるのに対し、直葬の費用の目安は20万円から40万円程度とされています。ただし、具体的な費用は依頼する葬儀社や状況などによって異なるため、信頼できる葬儀社を選んだうえで事前に見積もりをとるとよいでしょう。
家族葬のアイリスはリーズナブルで高品質な「火葬式(直葬)プラン」を展開しています。また、不明瞭な追加料金を請求することもありません。直葬に対応している信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にお問い合わせください。
事前の準備が少なくて済んだから
2つ目は、「事前の準備が少なくて済んだから」です。
一般的な葬儀の場合、会場の座席の配置確認や供花の配置確認などさまざまな準備が必要となります。また、プランの打ち合わせでも祭壇の種類や会食の有無、会食の内容などさまざまなことを決める必要があり、この点でも手間がかかるでしょう。
直葬では決めるべきことが少ないうえ、会場の準備も必要ありません。そのため、事前準備の負担も最小限に抑えられます。
身体への負担が少なかったから
3つ目は、「身体への負担が少なかったから」です。
直葬は、弔いに要する時間がもっとも少なくて済む葬儀形態です。そのため、遺族の中に高齢の人や持病のある人がいたとしても、身体への負担を抑えやすいでしょう。
また、施設に入所している遺族や入院中の遺族がいたとしても、短時間だけであることで参列が叶う可能性があります。
遠方の参列者が日帰りできたから
4つ目は、「遠方の参列者が日帰りできたから」です。
一般的な葬儀では1日目に通夜を行い、2日目に葬儀・告別式と火葬を行います。この場合には、遠方からの参列者は宿泊先を手配する必要があるでしょう。
また、通夜を行わず葬儀・告別式と火葬だけを行う「一日葬」という葬儀形態も存在します。しかし、一日葬であっても葬儀・告別式は午前中の開始となることが多いため、移動にかかる時間によっては「前泊」すべきことも少なくありません。
一方で、直葬の場合は所要時間が短いため、遠方からの参列者であっても宿泊せず日帰りしやすくなります。
近親者だけで気兼ねなく見送りができたから
5つ目は、「近親者だけで気兼ねなく見送りができたから」です。
一般参列者も参列する「一般葬」では遺族は参列者へのお礼や接待に回る必要があります。そのため、慌ただしくなることも少なくありません。
一方で、直葬の場合、参列者は自ずと近親者だけに限られます。そのため、他の参列者の接待に追われることなく、気兼ねなく故人を見送りやすいといえます。
直葬で後悔している主な理由
直葬を選択したことで、後悔することもあります。ここでは、直葬で後悔している場合における主な理由を4つ解説します。これらも理解したうえで、直葬とするか否かを検討することをおすすめします。
- あっという間に火葬されてしまい、十分に供養できなかったと感じるから
- 親族との関係性が悪化したから
- 菩提寺から納骨を断られたから
- 後日弔問客の対応に追われたから
なお、家族葬のアイリスは直葬のほかにも家族葬や親族葬などさまざまな葬儀プランを設けています。葬儀プランの選定でお悩みの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
あっという間に火葬されてしまい、十分に供養できなかったと感じるから
1つ目は、「あっという間に火葬されてしまい、十分に供養できなかったと感じるから」です。
直葬の場合、原則として十分なお別れの時間はとれません。直葬では通夜や葬儀・告別式などの儀式がないほか、納棺後はすぐに出棺となり火葬場へ向かうことが一般的であるためです。
また、火葬場への到着後もゆっくりお別れをすることは難しく、短時間で荼毘(だび)に付されることが多いでしょう。僧侶を手配して火葬炉の前で読経してもらうことはできるものの、その読経も火葬場の時間の都合上、5分から10分程度の短いものとなることがほとんどです。
このような流れを理解していなければ、「十分に供養ができなかった」「お別れの時間が十分にとれなかった」と感じて後悔するかもしれません。
親族との関係性が悪化したから
2つ目は、「親族との関係性が悪化したから」です。
直葬に対するイメージはそれぞれであり、中には「故人が可哀想だ」と感じる人もいます。親族から強く反対されているにもかかわらず直葬を決行する場合、親族から非難されて関係が悪化するおそれがあります。
菩提寺から納骨を断られたから
3つ目は、「菩提寺から納骨を断られたから」です。
菩提寺があるにもかかわらず菩提寺に相談することなく直葬を決行する場合、菩提寺から納骨を断られる可能性があります。お寺が管理するお墓に納骨するためには、葬儀での読経や戒名の授与が条件とされていることが少なくないためです。
そのため、菩提寺がある場合やお寺が管理するお墓に納骨したいと考えている場合には、直葬を執り行う前にお寺に相談しておくことをおすすめします。お寺によっては、直葬であっても火葬炉の前で読経することや戒名を授与することを条件に納骨を認める可能性があります。
後日弔問客の対応に追われたから
4つ目は、「後日弔問客の対応に追われたから」です。
直葬とする場合、参列者は自ずと近親者だけに限定されます。そのため、参列が叶わなかった故人の友人や関係者などが、後日自宅などへ弔問に訪れて対応に追われる可能性があります。
故人の交友関係が広かった場合や故人が比較的若くして亡くなった場合など参列者が多くなることが予想される場合には、一般参列者も参列できる一般葬とする方が遺族の負担が少なくなるかもしれません。
なお、家族葬のアイリスは直葬や家族葬のみならず、一般葬にも対応しています。リーズナブルな料金で高品質な葬儀を行える葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。ご逝去後のみならず、ご生前からのご相談にも対応しています。
直葬が向いているケース
直葬が向いているのは、どのようなケースなのでしょうか?ここでは、直葬が向いている主なケースを4つ解説します。このような場合には、「直葬を選択して良かった」と感じる可能性が高いでしょう。
- 菩提寺がなく信仰する宗教も特にない場合
- 予想される参列者の数が少ない場合
- 体力面の負担を軽減したい場合
- 葬儀にできるだけお金を掛けたくない場合・お金を掛けられない場合
菩提寺がなく信仰する宗教も特にない場合
菩提寺がなくて信仰する宗教も特にない場合は、直葬が選択肢に入ります。この場合には、納骨にあたってトラブルとなることがないためです。
予想される参列者の数が少ない場合
予想される参列者が少ない場合は、直葬が選択肢に入ります。予想される参列者が少ない場合には、直葬にしても、葬儀後自宅などに弔問客が多く訪れる可能性は高くないためです。
体力面の負担を軽減したい場合
体力面での負担を軽減したい場合は、直葬が選択肢に入ります。直葬では儀式としての通夜や葬儀・告別式がなく、葬儀の所要時間を最小限に抑えられるためです。
葬儀にできるだけお金を掛けたくない場合・お金を掛けられない場合
葬儀にできるだけお金を掛けたくない場合や葬儀にお金を掛けられない場合には、直葬が有力な選択肢となります。先ほど解説したように、直葬では通夜や葬儀・告別式を行わないほか会食を省略することも多く、もっとも費用を抑えやすい葬儀形態であるためです。
なお、故人や喪主が生活保護受給者であるなど生活に困窮している場合には、事前に喪主の居住地の市区町村役場の福祉課や担当のケースワーカーに相談することで、葬祭扶助の適用が受けられる可能性があります。
葬祭扶助とは、直葬の費用の全額を公費で支払ってもらえる制度であり、生活保護法を根拠としています。葬祭扶助の適用を受けるには葬儀をする前の申請が必須であるため、葬儀費用に不安がある場合には福祉課などに事前に相談しておくとよいでしょう。
直葬を避けた方がよいケース
直葬を選択することで、後悔しやすいケースもあります。ここでは、直葬を避けた方がよいケースを3つ解説します。このような場合に無理に直葬を決行すれば、直葬としたことを後悔するかもしれません。
- 菩提寺がある場合・入りたいお墓が決まっている場合
- 故人をきちんと供養したい・ゆっくり見送りたいと考えている場合
- 弔問客が多くなると予想される場合
なお、家族葬のアイリスは直葬のほかにも、通夜を行わず葬儀・告別式と火葬だけを1日で行う「一日葬」も展開しています。大切な方が亡くなり、葬儀プランでお悩みの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
菩提寺がある場合・入りたいお墓が決まっている場合
菩提寺がある場合やお寺が管理する一般墓への納骨を希望している場合には、直葬はおすすめできません。この場合に直葬を選択すると、お寺から納骨を断られてトラブルとなる可能性があるためです。
故人をきちんと供養したい・ゆっくり見送りたいと考えている場合
故人をきちんと供養したいとお考えの際や、ゆっくり見送りたいとお考えの際は、直葬はおすすめできません。直葬では、僧侶を手配しても5分から10分程度の短い読経となる可能性が高いほか、火葬場に到着後は慌ただしくしている間にすぐに火葬の時間となる可能性が高いためです。
なお、直葬であっても、火葬までの期間ご遺体を自宅で安置する場合には、出棺までの時間を故人とゆっくり過ごすことが可能となります。自宅での安置には温度・湿度管理が難しいことや搬出入経路を確保する必要があるなど、注意点も少なくありません。
しかし、「あまりお金をかけられず直葬としたいものの、故人とゆっくり過ごす時間は取りたい」とお考えの際は、ご自宅で安置したうえで直葬とすることも有力な選択肢となるでしょう。
弔問客が多くなると予想される場合
弔問客が多くなることが予想される場合には、直葬はおすすめできません。このような場合に直葬を選択すれば、後日多くの弔問客が自宅などに訪れて、対応に追われる可能性があるためです。また、最期のお別れが叶わなかった故人の関係者から、不満が出るかもしれません。
そのため、故人が多くの人と関わる仕事に就いていた場合や交友関係が広かった場合など弔問客が多くなることが予想されるのであれば、一般参列者が参列できる一般葬も視野に入れて検討するとよいでしょう。
一般葬には手間がかかる面もあるものの、参列者から故人の生前の様子などが聞け、新たな一面が知れるかもしれません。また、香典収入が受け取れるため、誠実な葬儀社に依頼して不要なオプションなどを削れば、持ち出しとなる費用は想定よりも多くならない可能性があります。
家族葬のアイリスは直葬のほか、リーズナブルな一般葬プランも展開しています。ご予算や状況に応じた葬儀プランの提案も可能であるため、お困りの際は家族葬のアイリスまでご相談ください。
直葬に関するよくある質問
最後に、直葬に関するよくある質問とその回答を紹介します。
直葬では読経してもらえる?
直葬であっても、僧侶を手配することで火葬炉の前で読経してもらうことは可能です。ただし、一般的な葬儀での読経とは異なり、5分から10分程度の短いものであることが一般的です。
直葬で読経をしてもらう際は、事前に葬儀社の担当者に相談したうえで、読経のタイミングや長さなどを確認しておくとよいでしょう。
直葬でも戒名は必要?
直葬である場合、原則として戒名は必要ありません。ただし、菩提寺がある場合やお寺が管理する一般墓に納骨したい場合には、納骨の条件として戒名の授与が必要となることが一般的です。
戒名の費用は授かる戒名の位などによって異なるものの、数十万円単位の費用がかかることもあります。そのため、事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
直葬の概要や「直葬を選んで良かった」と感じている場合の主な理由、直葬で後悔している場合の理由、直葬が向いているケース・直葬を避けた方がよいケースなどを解説しました。
直葬を選んで良かった理由としては、費用を抑えられたことや事前の準備が少なくて済んだこと、身体への負担が少なかったこと、遠方の弔問客が日帰りできたことなどが挙げられます。その反面、十分に供養できなかったと感じたことや菩提寺から納骨を断られたこと、後日弔問客の対応に追われたなどの理由から後悔する人も少なくありません。
思わぬ後悔を避けるため、メリット・デメリットの両面を理解したうえで、直葬とするか否かを慎重に検討することをおすすめします。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、リーズナブルな直葬(火葬式)プランも展開しています。ご家族が亡くなり、直葬をご検討の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は24時間365日いつでも受け付けており、深夜や早朝であってもご遠慮いただく必要はありません。