「逝去」は身内にも使える?訃報連絡のマナーを解説

「逝去」は身内にも使える?訃報連絡のマナーを解説

身内が亡くなった場合、逝去した旨を近親者や友人、知人などに連絡する必要が生じます。その際に使う表現について、迷うことも多いでしょう。

では、「逝去」という表現は身内に対しても使えるのでしょうか?また、身内のご逝去は誰にどのように伝えればよいのでしょうか?今回は、身内が亡くなった場合に使える表現や身内の逝去を連絡する方法と注意点、身内のご逝去直後の流れなどについてくわしく解説します。

なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っています。身内が逝去され信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。

「逝去」は身内にも使える?

一般的に、身内について「逝去(せいきょ)」という表現は使いません。「逝去」は、尊敬語であるためです。そのため、「母がご覧になりました」や「父が召し上がりました」などとは言わないように、「母が逝去しました」とは使わないのが一般的です。

「逝去」は、身内以外の方が亡くなった場合に使用します。たとえば、「〇〇社の〇〇様が、昨日ご逝去されました」や、「〇〇先生がご逝去されました」などです。

「逝去」と似た表現と死亡通知での使用方法

身内が亡くなったことを伝える場合、死亡通知ではどのような表現を使えばよいのでしょうか?ここでは、亡くなったことを表す「逝去」以外の表現を5つ解説します。

  • 死去
  • 急逝
  • 永眠
  • 亡くなる
  • 息を引き取る

死去

身内が亡くなった場合、「死去」という表現を使うことがあります。たとえば、「今朝、父が死去しました」などです。

ただし、「死」という直接的な表現が入っているため、葬儀の場ではあまり使われません。この表現は、会社への忌引き休暇申請の連絡などでは使用されることが多いでしょう。

急逝

身内が急に亡くなった場合は、「急逝」という表現がよく用いられます。たとえば、「昨夜、父が急逝しました」などです。

「逝去」の「逝」の字が入っているものの「急逝」は尊敬語ではないため、身内に対しても使用できます。また、「〇〇先生が急逝されました」のように、身内以外に使うことも可能です。

永眠

身内が亡くなった場合には、「永眠」という表現も多く用いられます。「永眠」は「死」を直接表す表現が入っていないため、死亡通知や喪中はがきなどでも多く用いられています。

また、文書のほか、喪主挨拶などの話し言葉で使われることも少なくありません。

亡くなる

「亡くなる」も、身内の死を表す際によく使われる表現の1つです。特に、「昨夜、父が亡くなりました」のように、口頭で使われることが多いでしょう。また、「昨日、〇〇社の社長が亡くなられました」のように、身内以外の人が亡くなった場合にも使用できます。

息を引き取る

身内が亡くなったことを指す表現としては、「息を引き取る」も挙げられます。亡くなること全般を指す言葉ではあるものの、一般的には闘病の末に亡くなった場合に使われることが多いでしょう。たとえば、「私たち家族が見守る中、父は息を引き取りました」などです。

死亡通知などではあまり見かけず、喪主挨拶などで使われることが多いでしょう。

身内のご逝去を伝える基本の順番

身内が亡くなった場合、訃報は関係の近い相手から伝えます。一般的には、次の順で伝えることが多いでしょう。

  1. 家族
  2. 親族
  3. 友人・知人・会社関係者
  4. 地域関係

なお、近年の葬儀は「家族葬」が主流となりつつあります。家族葬とは、遺族から招待された一定の近親者だけが参列する葬儀です。

家族葬の場合は、参列者以外には葬儀を終えてから訃報を伝えることが多いでしょう。事前に訃報を伝えてしまうと、思いがけず多くの人が葬儀の場に詰めかけ、家族葬が事実上困難となるおそれがあるためです。

身内のご逝去を伝える方法と例文

身内のご逝去は、どのように伝えればよいのでしょうか?ここでは、連絡手段別に伝え方の例を紹介します。なお、いずれも「葬儀太郎」氏が亡くなり、その長男の「葬儀一郎」氏が訃報を伝えている前提です。

電話で伝える場合

身内が亡くなった場合、まずは近親者に電話で訃報を伝えることが多いでしょう。この場合は、次のように伝えます。「誰がいつ亡くなったのか」が分かるよう、明確に伝えましょう。

==

突然のご連絡、失礼します。わたくし、葬儀太郎の長男の、葬儀一郎です。昨年より入院しておりました父が、今朝亡くなりました。葬儀の詳細につきましては、決まり次第改めてご連絡いたします。

また、家族葬である場合は次のように伝えるとよいでしょう。

==

突然のご連絡、失礼します。わたくし、葬儀太郎の長男の、葬儀一郎です。昨年より入院しておりました父が、今朝亡くなりました。葬儀は家族葬を予定しておりますが、〇〇さんには是非ご参列いただきたいと考えております。葬儀の場所や日時は、決まり次第改めてご連絡いたします。

==

そのうえで、葬儀の詳細が決まったら葬儀の詳細を連絡します。葬儀については電話で伝える場合もあれば、日程などの間違いのないようメールやLINEなどで伝えることもあります。

葬儀の詳細は参列者が参列にあたって迷わないよう、次の事項などを明記します。

  • 日時
  • 会場の場所、住所、電話番号
  • 宗旨・宗派
  • 喪主の連絡先

また、香典などを辞退する場合にはその旨を明記します。併せて、会食がない場合にはその旨を明記すると丁寧でしょう。

メールで伝える場合

会社関係者などには、訃報をメールで伝えることも多いでしょう。その場合の例文は、次のとおりです。なお、自身の勤務先に連絡する場合、忌引き休暇の申請を兼ねることが多いでしょう。

==

件名:忌引き休暇の申請について

本文:

〇〇部〇〇課

〇〇〇〇様

お疲れ様です。〇〇課の葬儀一郎です。

突然のことで大変恐縮ですが、本日〇月〇日の〇時に、私の実父である葬儀太郎が急逝いたしました。

つきましては、下記の期間、忌引き休暇を頂きたく存じます。

・忌引き休暇の期間:〇月〇日(水)~〇月〇日(金)

通夜と葬儀・告別式の詳細は、下記のとおりです。

・通夜:〇月〇日 18時より

・葬儀・告別式:〇月〇日 午前10時より12時まで

・会場:〇〇斎場(〇〇県〇〇市1-1-1、斎場電話番号:XXX-XXX-XXXX)

・仏式(浄土真宗)

休暇期間中に何かございましたら、以下の番号までご連絡ください。

080-XXXX-XXXX(葬儀一郎携帯電話)

以上、取り急ぎメールでの連絡で申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

==

なお、家族葬であり会社関係者による参列や香典などを辞退したい場合には、次のような一文を入れるとよいでしょう。

==

なお、葬儀は父の遺志により近親者のみの家族葬にて執り行います。つきましては、大変失礼ながら、ご参列、ご香典、ご供物などのご厚志につきましても辞退させていただきます。

==

手紙で伝える場合

葬儀を終えてから、手紙で訃報を伝える場合があります。その場合の例文は、次のとおりです。

==

父 葬儀太郎 儀 〇月〇日に〇歳にて永眠いたしました

本来ならば早速お知らせ申し上げるべき処でございましたが ご通知が遅れました事を深くお詫び申し上げます

葬儀は故人の遺志により〇月〇日に滞りなく相済ませました

ここに生前のご厚誼を深謝し衷心より御礼申し上げます

==

なお、レイアウトの関係で横書きとなっているものの、このような死亡通知は縦書きとするのが一般的です。また、一般的に、句読点は使用しません。

身内のご逝去を伝える際の注意点・ポイント

身内が亡くなったことを伝える際、どのような点に注意すればよいのでしょうか?ここでは、身内のご逝去を伝える際の注意点とポイントを2つ解説します。

  • 家族や近親者にはできるだけ早期に連絡する
  • 家族葬の場合は参列者以外には葬儀後に連絡する

家族や近親者にはできるだけ早期に連絡する

1つ目は、家族や近親者にはできるだけ早期に連絡することです。

葬儀の詳細が決まるのを待つのではなく、近親者には亡くなった直後に連絡を入れましょう。そのうえで、葬儀の詳細が決まったらこれについて改めて連絡します。

家族葬の場合は参列者以外には葬儀後に連絡する

2つ目は、家族葬の場合、参列者以外には葬儀を終えてから連絡することです。

先ほど解説したように、家族葬である場合、参列者以外には葬儀を終えてから訃報を伝えるべきでしょう。親族や知人の訃報を聞いたら葬儀に駆け付けるべきだと考えている人も多く、訃報を伝えた時点で参列の準備を始める可能性があるためです。

その結果、葬儀に思いがけず多くの人が詰めかける事態となり、家族葬が事実上困難となるかもしれません。

家族葬のアイリスは家族葬のサポート実績が豊富であり、家族葬に関する細やかなアドバイスが可能です。身内が亡くなり家族葬をご検討の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。

身内のご逝去直後の流れ

身内が逝去したら、その後は何が行われるのでしょうか?ここでは、身内が病院で亡くなった直後の一般的な流れを解説します。

  • 霊安室への移動
  • 家族・近親者への連絡
  • 死亡診断書の受け取り
  • 葬儀社の手配
  • ご遺体の搬送
  • ご安置・葬儀プランの打ち合わせ

霊安室への移動

病院で亡くなったらその後は入院患者用のベッドを使い続けることはできず、ご遺体が病院内の霊安室へ移されます。そこでは、医師などによって医療機器の取り外しや傷跡の縫合などのエンゼルケアが行われます。

家族・近親者への連絡

ご逝去が確認されたら、家族や近親者に連絡をします。先ほど解説したように、この段階ではまだ葬儀の詳細までは決まっていないため、亡くなった事実だけを伝えましょう。

この連絡は電話で行うことが一般的であるものの、非常に近しい関係の相手であれば、LINEなどで伝えることもあります。

死亡診断書の受け取り

医師から、死亡診断書を受け取ります。死亡診断書とは医師が人の死亡を証明する書類であり、死亡届の様式と一体となっています。死亡診断書は死亡届と一緒に提出することになるため、紛失しないよう注意しましょう。

なお、死亡診断書のコピーは身内のご逝去を証明する書類として使える場合があるため、提出前に数部コピーを取っておくことをおすすめします。

葬儀社の手配

続いて、葬儀社を手配します。この段階で葬儀社の手配が必要となる理由は、病院の霊安室が使えるのがご逝去後数時間程度だけであるためです。この時間内に、ご遺体を別の場所まで搬送しなければなりません。

とはいえ、自家用車などでご遺体を運ぶのは現実的ではないでしょう。そこで、ご遺体を搬送できる「寝台車」を持っている葬儀社を手配し、ご遺体を搬送してもらうこととなります。

葬儀社は病院から紹介されたり、病院内に当番の葬儀社の担当者が待機したりしていることもあります。しかし、必ずしも病院からの紹介を受け入れる必要はありません。葬儀社とのミスマッチを避けるため、ご自分が希望する葬儀が実現できる葬儀社を選んで手配することをおすすめします。

葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。家族葬のアイリスは24時間365日体制でご逝去のご連絡をお受けしており、ご連絡後はすぐに担当者が駆け付けて安置場所への搬送をサポートします。

ご遺体の搬送

葬儀社の担当者が到着したら、ご遺体を安置場所まで搬送します。安置場所は、ご自宅か葬儀社の安置施設とすることが多いでしょう。葬儀社の安置施設は温度・湿度管理が適切である反面、安置費用が別途かかることが一般的であるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

なお、家族葬のアイリスは各葬儀プラン(自宅葬プランを除く)の基本料金にはじめから最大3日分の安置施設利用料を含んでおり、この期間内の安置であれば安置施設の利用に追加料金はかかりません。お身内が亡くなり安置場所でお困りの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。

ご安置・葬儀プランの打ち合わせ

ご遺体を安置したら、葬儀プランの打ち合わせを行います。

残念なことに、葬儀費用に関するトラブルは少なくありません。そのため、葬儀プランの打ち合わせでは見積額だけを見るのではなく、見積もり以外に費用がかかるケースの有無やその場合の費用なども入念に確認しておきましょう。

また、不要なオプションははっきりと断ることで、思いがけず葬儀費用が跳ね上がる事態を避けやすくなります。

家族葬のアイリスは各プランの基本料金にそのプランでの葬儀の施行に最低限必要となる物品・サービスの費用をすべて含んでおり、不明瞭な追加料金を請求することはありません。追加料金の不安を抱えることなく大切なお身内を見送りたいとご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。

身内の逝去に関するよくある質問

最後に、身内のご逝去に関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。

身内が逝去したらまずやるべきことは?

身内が亡くなったらまずやるべきことは、近親者への連絡です。そのうえで、葬儀社の検討や手配を始めましょう。

お身内が亡くなり、安心して葬儀を任せられる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にお問い合わせください。

身内にも「ご逝去」は使える?

一般的に、身内に対して「ご逝去」という表現は使いません。「逝去」が尊敬語であるためです。

そのため、身内が亡くなったことを伝える際は、「死去」や「亡くなる」、「息を引き取る」、「永眠する」などの表現を用いることが多いでしょう。

まとめ

身内が亡くなった場合に使える表現や身内が亡くなった際の連絡の例文、身内の逝去を伝える際の注意点、身内が逝去した直後の流れなどを解説しました。

一般的に、身内について「逝去」という表現は使いません。「逝去」は、尊敬語であるためです。代わりに、「永眠」や「死去」、「急逝」などを用いることが多いでしょう。

身内が亡くなった際は、近しい関係の相手から順に連絡します。ただし、家族葬の場合は、葬儀前には参列を予定する相手にだけ連絡することが多いでしょう。訃報を広く伝えてしまえば、家族葬が事実上困難となるおそれがあるためです。

家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、低価格かつ高品質な葬儀を提供しています。お身内がご逝去され、信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。お電話は24時間365日いつでも受け付けており、深夜や早朝であってもご遠慮いただく必要はありません。

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