可能な限り、葬儀は事前に準備しておくのがおすすめです。ご逝去後に葬儀の準備に十分な時間をかけることは難しく、慌てて決断した結果、後悔してしまう可能性があるためです。
では、葬儀の事前準備では何を行えばよいのでしょうか?また、葬儀について事前に準備することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、事前に葬儀の準備をするメリットや葬儀の事前準備で行うべきことなどについて、くわしく解説します。
なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、ご生前からの資料請求やご相談にも対応しています。葬儀について事前に検討しておきたいとお考えの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。
葬儀について事前に準備するメリット
はじめに、葬儀について事前に準備をする主なメリットを4つ紹介します。
- 本人の希望を反映させやすくなる
- ご逝去直後に慌てずに済む
- 葬儀社選びで失敗しづらくなる
- 割引が適用されることがある
本人の希望を反映させやすくなる
1つ目は、本人の希望を反映させやすくなることです。
ご逝去後に葬儀について決める場合、喪主がさまざまな決断をしなければなりません。本人の意向がわからないため、「本当にこれでよかったのか」などと思い悩むことも多いでしょう。
生前から葬儀の準備を始めることで葬儀に関する本人の希望が分かり、喪主の負担が軽減できるほか、本人の想いを葬儀に反映させやすくなります。
ご逝去直後に慌てずに済む
2つ目は、ご逝去直後に慌てずに済むことです。
ご逝去後、葬儀について決めるべき時までにはあまり時間がありません。一般的には、ご逝去数時間以内に葬儀社を手配し、ご遺体を病院から別の安置場所に搬送してもらうことになります。ご遺体を安置したらそのまま葬儀社の担当者と打ち合わせを行い、葬儀プランなどを決めていくことになるでしょう。
このように、喪主には、ご家族を亡くした悲しみに浸る間もなくさまざまな決断をする必要が生じます。事前に葬儀の準備をしておくことでご逝去直後に決めるべきことが減り、喪主の負担を軽減しやすくなります。
葬儀社選びで失敗しづらくなる
3つ目は、葬儀社選びで失敗しづらくなることです。
先ほど解説したように、ご逝去後、葬儀社を決めるべき時までにはあまり時間的な余裕がありません。そのため、病院から紹介されるままに割高な葬儀社に依頼してしまったり、過去の消費者庁からの処分事例などを調べることなく料金トラブルを起こした葬儀社に依頼してしまったりすることもあると思います。
事前に葬儀の準備を進めておくことで、時間をかけて冷静な目で葬儀社を比較検討することが可能となります。その結果、葬儀社選びに失敗しづらくなるでしょう。
家族葬のアイリスは、ご逝去のみならず、ご生前からの相談や資料請求にも対応しています。事前に葬儀社を検討しておきたいとお考えの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
割引が適用されることがある
4つ目は、割引が適用される可能性があることです。
葬儀社によっては、生前の見積もりや資料請求などを条件に、葬儀費用が割り引かれることがあります。そのため、事前に葬儀社を探しておくことは、葬儀費用の負担軽減にもつながるでしょう。
葬儀に関する事前準備ですべきこと
葬儀に関する事前準備では、具体的に何を行えばよいのでしょうか?ここでは、葬儀に関する事前準備ですべきことについて解説します。
- 喪主となる人を決める
- 資料請求や事前相談をして葬儀社を選ぶ
- 葬儀プランを検討する
- 葬儀費用の相場を知り予算を決める
- 緊急連絡先のリストを作成する
- 菩提寺の情報を共有する
- 遺影写真を選ぶ
- 葬儀費用の捻出方法を検討する
喪主となる人を決める
葬儀に関する事前準備では、まず喪主となる人を決めるとよいでしょう。葬儀についてさまざまなことを決める役割を担うのは喪主であり、喪主を決めることなく葬儀の準備を進めるのは困難であるためです。
なお、喪主を誰が行うかについて、法律上の明確な決まりはありません。一般的には、故人と近しい関係にある人が優先的に喪主となります。また、故人が生前に指定した人が喪主を務めることも少なくありません。
資料請求や事前相談をして葬儀社を選ぶ
葬儀の事前準備では、依頼する葬儀社を決めておくとよいでしょう。葬儀社を決める際は、まず複数の葬儀社から資料請求をした上で、葬儀プランを決めるために相談をしたりその葬儀プランを実現するためにかかる費用の見積もりを取ったりします。
葬儀で後悔しないためには、葬儀社の選定が最も重要であるといっても過言ではないでしょう。そのため、「見積書の内訳の記載が丁寧であるかどうか」や「担当者が誠実に対応してくれるかどうか」などを踏まえて、信頼できそうな葬儀社を選定します。
家族葬のアイリスはご生前からの資料請求やご相談にも対応しています。生前から葬儀社を決めておきたいとお考えの際は、家族葬のアイリスも候補に入れてご検討ください。
葬儀プランを検討する
葬儀の事前準備では、葬儀プランを検討しておくとよいでしょう。葬儀プランは、主に「執り行う儀式の種類」と「参列者の範囲」から分類できます。
執り行う儀式の種類による分類では、「二日葬」と「一日葬」、「火葬式(直葬)」があります。行う儀式の内容は、それぞれ次のとおりです。
| 通夜 | 葬儀・告別式 | 火葬 | |
| 二日葬 | 有 | 有 | 有 |
| 一日葬 | 無 | 有 | 有 |
| 火葬式(直葬) | 無 | 無 | 有 |
そして、参列者の範囲による分類には「家族葬」と「一般葬」があります。家族葬とは、ご遺族が招待した一定の近親者だけが参列する葬儀です。これに対し、一般葬とは、誰でも自由に参列できる従来型の葬儀です。
これらを組み合わせて、葬儀プランを検討することになります。たとえば、「家族葬の一日葬」や、「二日葬の一般葬」などです。なお、火葬式に不特定多数が参列するのは現実的ではないことから、火葬式の場合は自動的に家族葬となるでしょう。
葬儀費用の相場を知り予算を決める
葬儀の事前の準備では、葬儀費用の予算を決めておくことをおすすめします。予算を決めるにあたっては、各葬儀プランの平均額を知っておくとよいでしょう。目安となる金額は、それぞれ次のとおりです。
- 一般葬:120万円から200万円
- 家族葬:80万円から120万円
- 火葬式(直葬):40万円から80万円
緊急連絡先のリストを作成する
たとえ家族であっても、親しくしている人をすべて把握できているとは限りません。万が一の際に大切な人への連絡が漏れてしまう事態を避けるため、葬儀の事前準備では、緊急連絡先のリストを作成しておくとよいでしょう。
菩提寺の情報を共有する
菩提寺の有無や菩提寺との関係性、菩提寺の僧侶へ過去に支払ったお布施の額などを知っておくと、葬儀の準備がスムーズとなります。そのため、生前のうちに菩提寺に関する情報を共有しておくとよいでしょう。
遺影写真を選ぶ
葬儀の事前準備では、遺影写真を選んでおくことをおすすめします。ご逝去後に慌てて遺影写真を選ぶ場合、古い写真しかなかったりスナップ写真しかなかったりして、写真選びに苦労する可能性があります。
生前のうちに検討することで、本人が気に入っている写真を遺影としやすくなるでしょう。また、写真がなかったとしても、生前であればこれを機に撮影することも可能です。
葬儀費用の捻出方法を検討する
葬儀には、まとまった費用がかかります。そのため、葬儀の準備では、葬儀費用の捻出方法についても検討しておくとよいでしょう。
葬儀費用の捻出方法としては、主に次の方法などが検討できます。
- 本人が、喪主となる人に葬儀費用相当の現預金を渡しておく
- 喪主を受取人とした生命保険(いわゆる葬儀保険)に加入しておく
- 互助会に加入する
- 遺言書を作成し、喪主が遺産を多めに受け取れるようにしておく
なお、遺言書を作成したとしても、遺言の執行(実現)を葬儀費用の支払い時期に間に合わせることは困難です。そのため、この方法をとる場合には、一時的に喪主が自己資金で葬儀費用を捻出する必要があります。
事前に葬儀社を選ぶ際の主な視点
先ほど解説したように、事前に葬儀社を決めておくとスムーズです。ここでは、葬儀社を選ぶ主な視点を3つ紹介します。
- 見積もりの説明が明確・丁寧であるか
- 希望する形態での葬儀を得意としているか
- 信頼できるか
見積もりの説明が明確・丁寧であるか
葬儀社を選ぶ際は、見積もりの説明が明確・丁寧であるかどうかを重視するとよいでしょう。
見積額こそ安くても、その表記が「一式」だけであり内訳がわからなければ、後から「この物品・サービスは見積もりに入っていない」などとして費用が加算され、最終的な請求額が高くなるおそれがあります。このような事態を避けるため、見積もりでは金額だけを見るのではなく、その内訳についても入念に確認しておくとよいでしょう。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プランの基本料金にそのプランでの葬儀の施行に最低限必要となる物品・サービスをすべて含んでおり、不明瞭な追加料金を請求することはありません。明朗会計の葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
希望する形態での葬儀を得意としているか
葬儀社を選ぶ際は、希望する形態での葬儀を得意としているかどうかも重視しましょう。
たとえば、家族葬を検討している場合には、家族葬を得意とする葬儀社を選ぶのがおすすめです。なぜなら、一般葬を得意とする葬儀社に依頼してしまうと、少人数の家族葬に不相応な広い斎場が用意され、葬儀費用が嵩んでしまうかもしれません。また、斎場が広ければ、バランスをとるために大きめの祭壇も必要となるでしょう。
葬儀社にはそれぞれ得意・不得意があるため、希望する葬儀形態に合った葬儀社を選ぶことがポイントです。
信頼できるか
葬儀社を選ぶ際は、その葬儀社が信頼できる企業であるかどうかも確認するのがおすすめです。
たとえば、SNSの投稿や過去の消費者庁の処分事例などを見ることで、景品表示法などの法律に違反した葬儀社を確認できます。そのような葬儀社を避けることで、料金トラブルを避けることにつながるでしょう。
葬儀のほかに事前の準備が望ましい事項
葬儀のほかにも、生前からの準備が望ましい事項があります。ここでは、事前の準備が望ましい主な事項を3つ解説します。
- 納骨方法や納骨先の選定
- 財産一覧表の作成
- 遺言書の作成
納骨方法や納骨先の選定
菩提寺があり一般墓に納骨できる場合には、この点は問題とはなりません。
一方、菩提寺がない場合は、一般墓を購入して納骨するのか、永代供養とするのか、納骨堂を利用するのか、散骨するかなど、事前に本人の希望を確認しておくとよいでしょう。
財産一覧表の作成
家族であっても、どこにどのような財産を持っているのか知らないケースは少なくありません。この場合には、ご逝去後に財産をまとめるだけでも一苦労でしょう。
ご遺族の負担を軽減するため、生前のうちに財産一覧表を作成しておくことをおすすめします。
遺言書の作成
故人の遺産を確定的に分けるには、相続人全員で遺産分けの話し合い(遺産分割協議)をまとめなければなりません。
遺産分割協議がスムーズにまとまらない可能性がある場合や、認知症の相続人・行方不明の相続人がいるなど、そもそも遺産分割協議を行うのが難しい場合などには、遺言書の作成を検討するとよいでしょう。
すべての遺産について承継先が指定された遺言書があれば、ご逝去後に遺産分割協議をする必要がなくなり、相続争いを回避しやすくなります。
葬儀の事前準備に関するよくある質問
最後に、葬儀の事前準備に関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。
互助会に加入すれば葬儀費用の全額が賄える?
互助会に加入することで掛け金を葬儀費用に充てることが可能となる一方で、掛け金だけで葬儀費用の全額が賄えるわけではありません。
また、互助会に加入して葬儀費用を用意する場合、提携先の葬儀社しか利用できないなどの制約もあります。そのため、互助会への加入は慎重に検討すべきでしょう。
葬儀の事前準備はいつから始めればよい?
葬儀の事前準備は、可能な限り、本人が元気なうちから始めるのがおすすめです。
本人が元気なうちであれば本人が希望する葬儀の形などがわかり、喪主となる人が安心して葬儀を手配しやすくなるためです。
まとめ
事前に葬儀の準備をするメリットや葬儀の事前準備で行うべきことなどについて解説しました。
葬儀について事前に準備しておくことには、多くのメリットがあります。本人の希望を反映した葬儀をしやすいことや葬儀社選びで失敗しづらいこと、喪主の負担を軽減しやすくなることなどです。
生前の葬儀の準備では希望する葬儀プランや予算を検討するとともに、依頼する葬儀社も決めておくとよいでしょう。複数の葬儀社に連絡を取り、相談したり見積もりを出してもらったりすることで、信頼できる葬儀社を見極めやすくなります。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、葬儀の事前見積もりや資料請求にも対応しています。葬儀について生前のうちから検討しておきたいとご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。