直葬はかわいそう?メリットと注意点をわかりやすく解説

直葬はかわいそう?メリットと注意点をわかりやすく解説

葬儀の簡素化が進んでおり、直葬が選択されるケースも増えています。しかし、直葬とすることについて、親族などから「かわいそう」として反対されることもあるようです。

では、直葬が「かわいそう」と言われることがあるのは、なぜなのでしょうか?また、直葬でトラブルや公開を避けるには、どのような対策を講じればよいのでしょうか?

今回は、直葬の概要や直葬が「かわいそう」と言われることがある背景、直葬のメリット・デメリット、直葬での後悔を避ける対策などについてくわしく解説します。

なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、直葬についても豊富なサポート実績を有しています。ご家族が亡くなり直葬をご検討の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。

直葬とは?

直葬とは、通夜や葬儀・告別式などの儀式を行わず、火葬だけを行う葬儀形態です。火葬だけを行うことから、「火葬式」と呼ばれることもあります。

直葬では、一般的にご遺族は火葬場に集合し、集合時間から30分前後でご遺体は荼毘(だび)に付されます。火葬炉の前に僧侶を呼んで読経してもらうこともできるものの、この場合の読経も5分から10分程度の短いものであることが一般的です。火葬を終えたら遺骨を骨壺に納める「お骨上げ」を行い、その場で解散となることが多いでしょう。

このように、直葬はもっともシンプルな葬儀形態であるといえます。

一日葬との違い

一日葬とは、通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬だけを行う葬儀形態です。通夜を行わない点は直葬と共通している一方で、一日葬では葬儀・告別式は執り行います。

なお、通夜も行う伝統的な葬儀は「二日葬」と呼ばれます。これらをまとめると、次のとおりとなります。

通夜 葬儀・告別式 火葬
直葬 なし なし あり
一日葬 なし あり あり
二日葬 あり あり あり

「葬儀費用をできるだけ抑えたいものの、直葬では少しかわいそう」だと考える場合は、一日葬も視野に入れて検討するとよいでしょう。

家族葬との違い

家族葬とは、ご遺族から招待された一定の近親者だけが参列する葬儀です。参列者が「家族」に限定されるわけではなく、ご遺族から招待すれば、親族や故人が特に親しくしていた友人などに参列してもらうことも可能です。

なお、家族葬に対し、誰でも自由に参列できる従来の葬儀形態は「一般葬」と呼ばれます。

直葬や一日葬などは「執り行う儀式の内容」に着目した分類であるのに対し、家族葬や一般葬は「参列者の範囲」に着目した葬儀の分類である点で異なります。

なお、直葬は火葬だけを行うことから不特定多数による参列は想定されづらく、広く見れば「家族葬」の1つの形態であるといえるでしょう。しかし、一般的に「家族葬」という場合は二日葬や一日葬が想定されることが多く、直葬は別のものとして取り扱われることが一般的です。

直葬が「かわいそう」と言われることがある背景

冒頭で解説したように、直葬は時に「かわいそう」と言われることがあります。ここでは、直葬が「かわいそう」と言われることがある背景を解説します。

  • 直葬が伝統的な葬儀形態とは言えないから
  • 心理的に「何となく」抵抗を感じるから
  • 宗教的な慣習にこだわりがあるから
  • 直葬への誤解があるから

直葬が伝統的な葬儀形態とは言えないから

1つ目は、直葬が伝統的な葬儀形態とは言えないからです。

通夜や葬儀・告別式を行わない直葬は、伝統的な葬儀形態であるとは言えません。このことから、「直葬はかわいそう」と言われることがあります。

心理的に「何となく」抵抗を感じるから

2つ目は、心理的に「何となく」抵抗を感じるからです。

なかには、「通夜や葬儀・告別式を行うのが普通」であると考えている人もいます。そのような人が直葬に何となく抵抗を感じ、「かわいそう」と感じることもあります。

宗教的な慣習にこだわりがあるから

3つ目は、宗教的な慣習にこだわりがあるからです。

先ほど解説したように、直葬であっても火葬炉の前で読経してもらうことは可能です。とはいえ、通常の葬儀・告別式のような長さの読経をしてもらうことは難しく、5分から10分程度の短いものとなることが多いでしょう。火葬場は、次の予約が詰まっていることも多いためです。

そのため、宗教的な慣習にこだわりがある人にとって、短縮版の読経となる直葬が「かわいそう」と映ることもあります。

直葬への誤解があるから

4つ目は、直葬への誤解があるからです。直葬に関するイメージはそれぞれであり、中には「身寄りのない人について行うもの」や「生活保護を受けている人が行うもの」などのイメージを持っている人もいます。

確かに、身寄りのない人や経済的な困窮を理由に直葬が選択されることもあるとはいえ、直葬を必ずしもこのような事情からではないでしょう。しかし、このようなイメージを持つ人にとって、「直葬はかわいそう」だと感じられるかもしれません。

直葬のメリット

直葬には、多くのメリットがあります。ここでは、直葬の主なメリットを4つ解説します。

  • 費用を抑えやすい
  • 遺族・参列者の身体的な負担を軽減しやすい
  • 遠方の参列者が日帰りしやすい
  • 参列者への接待を最小限に抑えられる

費用を抑えやすい

直葬の最大のメリットは、費用が抑えやすいことです。

直葬では通夜や葬儀・告別式を行わないため、斎場を借りる必要や祭壇を用意する必要がありません。また、葬儀社のスタッフの人件費も、最小限に抑えられるでしょう。

そのため、他の葬儀形態よりも葬儀費用を抑えやすいと言えます。

遺族・参列者の身体的な負担を軽減しやすい

直葬には、遺族や参列者の身体的な負担を軽減しやすいメリットもあります。

ご遺族や参列者に高齢の方や持病のある方、一時外出の許可を得て参列する入院中・入所中の方などがいる場合、長時間の葬儀に耐え難い場合もあるでしょう。このような事情から、直葬が選択されることもあります。

遠方の参列者が日帰りしやすい

参列者に遠方の方がいる場合、二日葬とすると宿泊が必要となる可能性が高いでしょう。また、一日葬であっても午前中からの葬儀に間に合わせるために、宿泊が必要となることがあります。

直葬の場合は遠方からの参列者も日帰りしやすく、金銭面や身体面への負担を軽減しやすいでしょう。

参列者への接待を最小限に抑えられる

一日葬や二日葬では、ご遺族が参列者の接待に追われることが少なくありません。直葬の場合は参列者が近親者だけであるほか会食も省略することが多いため、ご遺族の接待の負担を抑えやすくなります。

直葬のデメリット・注意点

直葬には、デメリットもあります。ここでは、直葬の主なデメリットと注意点を6つ解説します。

  • 親族から「故人がかわいそう」と非難される可能性がある
  • 「故人がかわいそうだった」と後悔する可能性がある
  • 菩提寺から納骨を断られてトラブルになる可能性がある
  • 後日、弔問客対応に追われる可能性がある
  • 葬儀社によっては費用が高くなる可能性がある
  • 安置費用がかさむ可能性がある

親族から「故人がかわいそう」と非難される可能性がある

先ほど解説したように、直葬では親族から「故人がかわいそう」として非難される可能性があります。このような場合に直葬を決行すると、親族との関係に亀裂が入るおそれがあるでしょう。

「故人がかわいそうだった」と後悔する可能性がある

直葬としたことについて、「故人がかわいそうだった」と後悔する可能性があります。

直葬では、故人をゆっくり見送ったりじっくり供養したりすることは難しいといえます。そのため、この点を理解しないまま直葬を選択すると、「こんなはずではなかった」と後悔するかもしれません。

菩提寺から納骨を断られてトラブルになる可能性がある

菩提寺場あるにもかかわらず、菩提寺に事前に相談することなく直葬を決行すれば、菩提寺から納骨を断られてトラブルとなるかもしれません。

お寺が管理する一般墓に納骨するためには、葬儀での読経や戒名の授与が条件とされることが多いためです。

後日、弔問客対応に追われる可能性がある

直葬では、自ずと参列者が近親者だけに限られます。そのため、故人との最期のお別れが叶わなかった人が後日自宅などへ弔問に訪れ、対応に追われる可能性があります。

葬儀社によっては費用が高くなる可能性がある

直葬は一般的に費用を抑えやすい葬儀形態であるものの、その料金体系は葬儀社によって異なります。依頼する葬儀社によっては直葬であっても費用が高くなる可能性があるため、事前に見積もりをとって掛かる費用をトータルで確認しておく必要があるでしょう。

家族葬のアイリスはリーズナブルな「火葬式(直葬)プラン」を展開しており、不明瞭な追加料金を請求することはありません。費用を抑えた直葬をご規模の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。

安置費用がかさむ可能性がある

直葬であっても、亡くなった病院などから直接火葬場に出向けるわけではありません。なぜなら、病院の霊安室が使えるのはご逝去後の数時間程度だけである一方で、「墓地埋葬法」の規定によりご逝去から24時間は火葬できないとされているためです。また、火葬場の予約がすぐに取れるとも限りません。

そのため、病院の霊安室を出てから火葬場へ向かうまでの間、別の場所でご遺体を安置する必要があります。

安置場所はご自宅とすることもあるものの、葬儀社の安置施設とすることが多いでしょう。葬儀社の安置施設を使う場合は安置施設の利用料がかかるため、事前にその費用も確認しておくことをおすすめします。

なお、家族葬のアイリスは「火葬式(直葬)プラン」の基本料金にはじめから最大3日分の安置施設利用料を含んでおり、この期間内の安置であれば安置施設の利用について追加料金はかかりません。安置費用を抑えた直葬をご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。

直葬でトラブルや後悔を避ける対策

直葬で、トラブルや後悔を避けるには、どのような対策を講じればよいのでしょうか?ここでは、直葬でトラブルや後悔を避ける主な対策を7つ解説します。

  • 生前に本人の遺志を確認しておく
  • 菩提寺がある場合は事前に相談する
  • デメリットも理解したうえで選択する
  • 親族には故人の遺志であると伝える
  • 必要に応じて後日「お別れの会」などを企画する
  • 信頼できる葬儀社を選ぶ
  • 事前に安置費用を確認しておく

生前に本人の遺志を確認しておく

1つ目は、生前に本人の遺志を確認しておくことです。

本人が直葬を希望していることが明確となっている場合、「故人がかわいそうかな?」などと迷うことなく直葬を選択しやすくなります。

菩提寺がある場合は事前に相談する

2つ目は、菩提寺がある場合は事前に相談することです。

菩提寺がある場合であっても、費用面や体調面などの事情から直葬を選択したい場合もあるでしょう。菩提寺に事前に事情を伝えて相談することで、直葬とすることについての理解が得られたり折衷案が見つかったりして、トラブルを避けやすくなります。

デメリットも理解したうえで選択する

3つ目は、デメリットも理解したうえで選択することです。

先ほど解説したように、直葬にはデメリットもあります。よい面だけではなくマイナス面も理解しておくことで、「こんなはずではなかった」と後悔する事態を避けやすくなります。

親族には故人の遺志であると伝える

4つ目は、親族には故人の遺志であると伝えることです。

直葬としたのがご遺族の希望であると説明すれば、これに反対する親族などから「故人がかわいそう」などと非難されるかもしれません。直葬は故人の遺志によるものであると伝えることで、親族の納得を得やすくなります。

必要に応じて後日「お別れの会」などを企画する

5つ目は、必要に応じて、後日「お別れの会」などを企画することです。

故人の交友関係が広かった場合や仕事で多くの人と関わっていた場合、直葬を選択すると多くの人が後日弔問に訪れるかもしれません。個々の弔問客に個別で対応する事態を避けるため、想定される弔問客の数によっては、後日「お別れの会」や「偲ぶ会」などを別途開催することが選択肢に入ります。

信頼できる葬儀社を選ぶ

6つ目は、信頼できる葬儀社を選ぶことです。

誠実な葬儀社を選ぶことで、不明瞭な追加料金が請求されることなどで必要以上に費用がかさむ事態が避けやすくなります。信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。

家族葬のアイリスでは「火葬式(直葬)プラン」の基本料金に直葬の施行に必要な物品やサービスをすべて含んでおり、不明瞭な追加料金を請求することはありません。

事前に安置費用を確認しておく

7つ目は、事前に安置費用を確認しておくことです。

先ほど解説したように、直葬であっても安置費用が嵩めば、トータルの費用が高くなる可能性があります。葬儀費用のみならず安置費用も加味して葬儀社を選ぶことで、思いがけず安置費用が嵩む事態を避けやすくなります。

直葬が向いているケース

直葬が向いているのは、どのようなケースなのでしょうか?ここでは、直葬が有力な選択肢となるケースを3つ解説します。

  • 予想される参列者が少ない場合
  • 宗教面でのこだわりがなく、菩提寺もない場合
  • 費用負担や体力面への負担をできるだけ抑えたい場合

予想される参列者が少ない場合

予想される参列者が少ない場合は、直葬が有力な選択肢に入ります。直葬とすることで、費用を抑えつつ少ない人数で大切な人を見送りやすくなります。

宗教面でのこだわりがなく、菩提寺もない場合

宗教面のこだわりがなく、菩提寺もない場合は、直葬が選択肢に入ります。この場合は、無理に宗教儀式を行わず直葬とすることで、葬儀費用の大きな軽減が可能となります。

費用負担や体力面への負担をできるだけ抑えたい場合

費用負担や体力面への負担をできるだけ抑えたい場合は、直葬が有力な選択肢となります。直葬では通夜や葬儀・告別式を行わないため費用が少なくなりやすいほか、身体的な負担の軽減も可能となります。

直葬を避けた方がよいケース

直葬を避けた方がよいケースもあります。ここでは、直葬を避けたほうがよいケースを3つ解説します。

  • 菩提寺がある場合
  • 直葬が「かわいそう」であると感じる場合
  • 故人の交友関係が広かった場合

菩提寺がある場合

菩提寺がある場合は、直葬はおすすめできません。この場合に直葬を決行すると、菩提寺とトラブルとなる可能性があるためです。

直葬が「かわいそう」であると感じる場合

ご遺族として、直葬を「かわいそう」であると感じる場合は、直葬は避けたほうがよいでしょう。この場合に直葬を行うと、心残りとなる可能性があるためです。

故人の交友関係が広かった場合

故人の交友関係が広かった場合は、直葬は避けたほうがよいでしょう。先ほど解説したように、この場合に直葬とすると、後日弔問客対応に追われる可能性があるためです。

直葬に関するよくある質問

最後に、直葬に関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。

直葬でも葬儀社に依頼すべき?

直葬であっても、葬儀社に依頼することが一般的です。葬儀社に依頼しない場合、棺・骨壺の手配やご遺体の搬送手段の確保、火葬場の予約などをすべて行う必要があり、非常に大変であるためです。

直葬をリーズナブルに行える葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。

直葬でも読経してもらえる?

直葬であっても、僧侶を手配すれば火葬炉の前で読経してもらうことは可能です。

ただし、その場合であっても、読経は5分から10分程度の短いものとなることが一般的です。

まとめ

直葬の概要や直葬が「かわいそう」と言われる場合の理由、直葬のメリット・デメリットなどを解説しました。

直葬は、時に「かわいそう」と言われることがあります。それは、直葬が伝統的な葬儀形態でないことや、宗教儀式が十分に行えないことなどによるものでしょう。

直葬で後悔しないためには、直葬について正しく理解したうえで、親族などの理解も得ておく必要があります。

家族層のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、直葬についても抱負な実績を有しています。直葬をご検討の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は24時間365日いつでも受け付けており、深夜や早朝であってもご遠慮いただく必要はありません。

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