病院で亡くなった場合、病院から直接火葬場などへ向かえるわけではありません。そのため、病院を出てから火葬までの期間、ご遺体を別の場所に安置する必要があります。
では、病院でのご遺体安置期間はどれくらいなのでしょうか?また、病院を出た後、葬儀まではご遺体をどこで安置すればよいのでしょうか?
今回は、病院でのご遺体の安置期間や病院を出てからの安置場所の選択肢、病院を出てから葬儀までの流れなどについてくわしく解説します。
なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、ご逝去のご連絡後はすぐに病院まで担当者が駆け付けてご遺体の搬送や安置をサポートします。病院を出てからのご遺体の安置場所でお悩みの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は24時間365日いつでも受付中です。
病院でのご遺体安置期間は?
病院で亡くなった場合、安置期間はご逝去から数時間程度であることが一般的です。この時間内に、ご遺体を別の場所へと搬送しなければなりません。
なお、病院にご遺体を安置できる具体的な時間は病院によって異なる可能性があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
ご逝去後、病院での安置期間中に行われること
ご逝去後、安置期間中に病院ではどのようなことが行われるのでしょうか?ここでは、一般的に安置期間中に病院で行われることを解説します。
- エンゼルケア
- 霊安室への移動
- 死亡診断書の交付
エンゼルケア
ご逝去後は、エンゼルケアがなされることが多いでしょう。
エンゼルケアとは、ご遺体を衛生的に保ち、見た目をできるだけお元気だったころに近づけるための処置です。具体的には、医療機器を取り外して傷跡を縫合したり、口腔内をケアしたり、体液を除去したりします。
霊安室への移動
続いて、病院内の霊安室にご遺体を移動させます。ご逝去後は、入院患者用のベッドを使い続けることはできないためです。ご遺体を別の場所に搬送するまでの間、この霊安室にご遺体を安置することとなります。
死亡診断書の交付
病院を出る前に、医師から死亡診断書が交付されます。死亡診断書は死亡届の用紙と一体となっており、死亡届として提出することになるため、紛失しないよう注意しましょう。
死亡診断書のコピーは生命保険金の請求などさまざまな場面で死亡や死因を証明する書類としても使用できるため、提出前にコピーを数部取っておくことをお勧めします。
病院のご遺体安置期間が過ぎた後に他の場所での安置が必要となる理由
先ほど解説したように、病院の霊安室で安置ができるのはご逝去から数時間程度であることが一般的です。
そして、病院から直接火葬場に向かうことはできません。なぜなら、日本では「墓地、埋葬等に関する法律」により、原則として、ご逝去から24時間は火葬できないとされているためです。また、火葬場の予約がすぐに取れるとも限りません。
そのため、病院でご遺体を安置しておける期間が過ぎる前に、別の場所にご遺体を搬送して安置する必要があります。
家族葬のアイリスはご自宅での安置を前提とする「自宅葬プラン」以外のすべてのプランの基本料金に、最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。ご遺体の安置場所の不安なく葬儀を行いたいとご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
病院のご遺体安置期間が過ぎた後の安置場所の選択肢
病院でのご遺体安置期間が過ぎた後、ご遺体はどこに安置すればよいのでしょうか?ここでは、安置場所の主な選択肢を3つ紹介します。
- ご自宅
- 葬儀社の安置施設
- 民間の安置施設
ご自宅
安置場所の1つ目の選択肢は、ご自宅です。ご自宅安置のメリット・デメリットはそれぞれ次のとおりです。
メリット
ご自宅で安置する場合、いつでも故人のお顔が見られることが最大のメリットでしょう。また、安置施設の利用料などもかからないため、費用を抑えやすくなります。
デメリット
ご自宅安置のデメリットは、湿度や温度管理が難しいことです。ご遺体が傷まないよう、安置する部屋の温度は常時18度以下に設定し、直射日光を避けて安置しなければなりません。加えて、ドライアイスの処置も必要です。
また、ご自宅での安置の場合、手続きなどの必要性があっても、ご遺体を残して外出することに抵抗を感じることもあるでしょう。
さらに、近年ではお身内だけで行う「家族葬」が主流となっているものの、ご自宅安置ではご遺体の搬出入の様子などから亡くなったことが近隣住民に知られる可能性があります。その場合、葬儀の場に思いがけず近隣住民が訪れ、家族葬が事実上困難となるかもしれません。
加えて、マンションなどの場合は搬出入経路の確認も必要です。荷物搬入用の大きめのエレベーターがない場合、ご遺体を寝かせた状態で搬出入できない可能性があるためです。
葬儀社の安置施設
安置場所の2つ目の選択肢は、葬儀社の安置施設です。
自宅で葬儀をする「自宅葬」でない場合、葬儀社の安置施設に安置するケースが大半でしょう。この方法について、メリットとデメリットを解説します。
メリット
葬儀社の安置施設を利用するメリットは、適切な温度・湿度管理がされるためご遺体の損傷を避けられることです。また、手続きなどでの外出をためらう必要もありません。
また、葬儀社の安置施設に安置している場合、近隣住民などにもご逝去が知られづらいでしょう。
デメリット
葬儀社の安置施設を利用する場合、面会のルールを確認しておかなければなりません。いつでも自由に故人と面会できる場合もある一方で、面会時間に制約がある場合や、面会の都度別料金が発生する場合などもあるためです。
また、葬儀社の安置施設を利用する場合、安置施設の利用料がかかります。安置施設の利用料は葬儀社ごとに異なるため、事前に確認しておく必要があるでしょう。
なお、家族葬のアイリスは「自宅葬プラン」を除くすべての葬儀プランに、最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。そのため、この期間内の安置であれば、安置施設の利用に関して追加料金はかかりません。病院を出た後のご遺体の安置場所でお困りの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
民間の安置施設
安置場所の3つ目の選択肢は、民間の安置施設です。いわゆる「ご遺体ホテル」などがこれに該当します。民間の安置施設を利用するメリットとデメリットはそれぞれ次のとおりです。
メリット
民間の安置施設を利用するメリットは、融通が利きやすい傾向にあることです。具体的なサービス内容は施設によって異なるものの、面会が自由であったり、ご遺族が一緒に宿泊できたりすることもあります。
また、葬儀社の安置施設と同じく、温度や湿度も適切に保ちやすいでしょう。
デメリット
民間の安置施設のデメリットは、費用が高い傾向にあることです。一般的に、民間の安置施設の利用料は葬儀社の安置施設よりも高価です。
ただし、具体的な料金は施設ごとに異なるため、事前に確認しておく必要があるでしょう。また、サービス内容も施設ごとに異なるため、これについても事前に確認しておく必要があります。
病院でのご遺体安置期間中にすべき準備
病院でのご遺体安置期間中は、悲しみの中でさまざまな準備を進める必要があります。ここでは、病院でのご遺体安置期間中に行うべき主な準備を解説します。
- 近親者への連絡
- 安置場所の検討
- 葬儀社への連絡
- 退院の準備
なお、安置場所の検討や葬儀社の検討は、生前のうちから進められます。生前のうちから検討や葬儀社からの見積もり取得などを進めておくと、ご逝去直後の慌ただしさが軽減されるでしょう。
近親者への連絡
1つ目は、近親者への連絡です。
ご逝去の場に立ち合っていない近親者がいる場合、まずは亡くなった旨を連絡する必要があるでしょう。この段階では葬儀の詳細は決まっていないことが一般的であるため、まずは第一報として訃報のみを伝えます。
なお、近親者だけで行う家族葬を予定している場合、訃報の連絡をする際に、訃報を広めないよう伝えておくことをおすすめします。連絡を受けた人が良かれと考えて近隣住民や親族などに訃報を伝えてしまうと、家族葬とするのが難しくなる可能性があるためです。
安置場所の検討
2つ目は、安置場所の検討です。
先ほど解説したように、病院でのご遺体安置期間が過ぎる前に、ご遺体を別の安置場所へ搬送しなければなりません。そのため、この段階で安置場所を決めておく必要があります。
特別なこだわりがない場合は「ご自宅」か「葬儀社の安置施設」かの2択となるため、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえでいずれとするか検討しておくとよいでしょう。
葬儀社への連絡
3つ目は、葬儀社への連絡です。この段階で葬儀社への連絡が必要となるのは、ご遺体の搬送のサポートを受ける必要があるためです。
前提として、タクシーや公共交通機関などでご遺体を運ぶことはできません。自家用車でご遺体を運ぶことは違法ではないとはいえ、棺が入る大きさの車である必要があるほか、ご遺体から漏れ出した体液がシートなどに染み込まないよう対策をする必要もあります。
そのため、ご遺族が自力でご遺体を搬送するのは、現実的ではないでしょう。したがって、ご遺体を搬送できる寝台車を持っている葬儀社を手配し、安置場所までご遺体を搬送してもらうことが一般的です。
葬儀社は、病院から紹介されることも多いでしょう。しかし、紹介の受け入れは義務ではなく、ご遺族が自分で探した葬儀社を手配しても構いません。葬儀社とのミスマッチを避け、後悔のない葬儀をするためにも、信頼できそうな葬儀社を自分で探して手配することをおすすめします。
なお、家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、ご逝去のご連絡後はすぐに担当者が駆け付けてご遺体の搬送をサポートします。信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
退院の準備
4つ目は、退院の準備です。
入院中に病室に持ち込んだ私物があれば、これを撤去します。また、入院費の清算を済ませましょう。なお、清算は退院当日ではなく後日行ってもよいとされる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
病院を出てから葬儀までの流れ
ご遺体が病院を出てから葬儀までは、どのような流れとなるのでしょうか?ここでは、一般的な流れを紹介します。
- ご遺体の安置
- 葬儀プランの打ち合わせ
- 死亡届の提出
- 納棺
- 通夜
- 通夜振る舞い
- 葬儀・告別式
- 火葬
- 精進落とし
ご遺体の安置
安置場所に到着したら、ご遺体を安置します。安置したら、「ミニ祭壇」とも呼ばれる枕飾りを設置するのが一般的です。
葬儀プランの打ち合わせ
続いて、葬儀プランの打ち合わせを行います。希望する葬儀の内容や想定される参列者数などを伝え、掛かる費用をトータルで確認しておきましょう。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プランの基本料金に、そのプランでの葬儀の施行に最低限必要となる物品・サービスをすべて含んでおり、不明瞭な追加料金を請求することはありません。追加料金の不安なく故人を見送りたいとお考えの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
死亡届の提出
葬儀プランの打ち合わせが一段落したら、死亡届の提出に出向きます。
死亡届を提出しなければ、火葬に必要となる「火葬許可証」が受け取れないため、早めに届け出ておきましょう。なお、葬儀社側が死亡届の提出を代行するケースも少なくありません。
納棺
通夜に先立って、納棺をします。納棺とは、ご遺体の身なりを整えたうえで棺に納める儀式です。納棺に先立って、故人のお身体を湯で拭いて清める「湯灌(ゆかん)」をすることもあります。
通夜
定刻となったら、通夜を開始します。通夜は、18時や19時などの夕刻から開始することが多いでしょう。通夜では、僧侶による読経やお焼香、ご遺族・参列者によるお焼香などがなされます。
通夜振る舞い
通夜の後に、通夜振る舞いをすることがあります。通夜振る舞いとは参列者に食事を振る舞うことであり、故人との最期の食事との意味合いもあります。
葬儀・告別式
通夜の翌日、葬儀・告別式を行います。葬儀・告別式は午前中から昼頃の開始となることが多いでしょう。葬儀・告別式でも僧侶による読経やお焼香、ご遺族などによるお焼香などを行います。
その後は、棺の中に花を手向ける「花入れの儀」などを行い、火葬場へ向けて出棺します。
火葬
火葬場に到着したら、ご遺体を荼毘に付します。火葬には1時間から2時間程度を要することが多いでしょう。火葬を終えたら、ご遺族がお骨を拾い上げ、骨壺に納めます。
精進落とし
火葬の後に、「精進落とし」と呼ばれる食事会をすることがあります。精進落としは火葬場まで同行した近親者と僧侶が参加するのが原則であるものの、僧侶が参加を辞退することもあります。
病院のご遺体安置期間に関するよくある質問
最後に、病院のご遺体安置期間に関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。
病院でのご遺体安置期間はどのくらい?
病院でのご遺体が安置できる期間は、ご逝去後数時間程度であることが一般的です。具体的な時間は病院によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
病院を出てから葬儀までの安置期間はどのくらい?
病院を出てから葬儀までの安置期間は火葬場の空き状況などによって異なるものの、2日から3日程度であることが一般的です。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プラン(自宅葬プランを除く)の基本料金に最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。病院を出てからのご遺体の安置場所でお困りの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
まとめ
病院でのご遺体の安置期間や病院での安置期間中に行うべき準備、病院を出てからの安置場所の選択肢などを解説しました。
病院で亡くなった場合、病院内の霊安室に安置できるのはご逝去後数時間程度だけであることが一般的です。その時間内に葬儀社を手配し、別の場所までご遺体を搬送しなければなりません。
病院でのご遺体安置期間が経過してからの安置場所は、ご自宅または葬儀社の安置施設のいずれかとすることが多いでしょう。それぞれに異なるメリット・デメリットがあるため、両面を理解しておくことで後悔のない選択をしやすくなります。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、各葬儀プラン(自宅葬プランを除く)の基本料金に最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。病院のご遺体安置期間経過後の安置場所でお悩みの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。お電話は24時間365日いつでも受け付けており、深夜や早朝であってもご遠慮いただく必要はありません。