葬儀での思わぬ後悔を避けるため、あらかじめ数社から見積もりをとって比較することをおすすめします。
では、葬儀の見積もりはどのような点に注意して比較すればよいのでしょうか?また、葬儀の見積もりを比較することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、葬儀の見積もりを比較するメリットや見積もりを比較するポイント、葬儀社を選ぶ視点などについてくわしく解説します。
なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、ご逝去後のみならず、ご生前からのお見積もりやご相談にも対応しています。葬儀のお見積もりをご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。お電話は、24時間365日いつでも受付中です。
▼この記事のポイント
- 数社の葬儀の見積もりを比較することには、信頼できる葬儀社を見つけやすくなることや葬儀の「解像度」が高まることなどのメリットがある
- 「葬儀一式」の中身は葬儀社ごとに異なる可能性があるため、内訳の確認が必須
- 葬儀の見積もりは総額のほか、見積もりに含まれる物品・サービスの内容や見積もりのほかに費用がかかるケースなどにも注意して比較するのがポイント
- 可能であれば、生前の見積もりがおすすめ
数社の葬儀の見積もりを比較するメリット
葬儀の見積もりを比較するメリットには、主に次の3つが挙げられます。
- 葬儀費用を抑えやすくなる
- 信頼できる葬儀社を見つけやすくなる
- 理想の葬儀の「解像度」が高まりやすくなる
なお、家族葬のアイリスは「家族葬プラン」や「親族葬プラン」、「一般葬プラン」など、リーズナブルかつ高品質な葬儀プランを展開しています。葬儀の見積もりをご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
葬儀費用を抑えやすくなる
葬儀社は、それぞれ注力する葬儀プランを有している場合があります。そして、これは葬儀費用にも直結します。
たとえば、小規模な家族葬であればコンパクトな斎場を有するA社の方が安価である一方で、自宅葬であればB社の方が安価である場合などもあるでしょう。また、大規模な一般葬や社葬では、これを得意とするC社の方がリーズナブルかもしれません。
そのため、複数社から見積もりをとることで、自身の希望する葬儀を比較的安価に行える葬儀社が見つかり、葬儀費用の軽減につながる可能性があります。
信頼できる葬儀社を見つけやすくなる
1社の葬儀社だけから見積もりをとり、そのままそこに依頼する場合、その葬儀社が本当に信頼できる葬儀社であるかどうかを見極めるのは困難でしょう。
提示された見積もりが破格である場合、そこには実は葬儀に最低限必要となる物品・サービスが入っていないかもしれません。このような葬儀社に依頼してしまうと、葬儀を執り行う中でさまざまな名目で費用が加算され、最終的な請求額が高額となる可能性があります。
複数の葬儀社の見積もりを比較することで、見積もりの「違和感」に気付きやすくなり、誠実な葬儀社を見つけやすくなります。
理想の葬儀の「解像度」が高まりやすくなる
喪主となったり葬儀に参列したりした経験が多くない場合、「どのような葬儀がよいか」と尋ねられても、漠然としたイメージしか湧かないことが多いでしょう。そのような状態で葬儀の打ち合わせに臨めば、よく理解しないままに葬儀プランを選んで後悔したり、担当者にすすめられるままに不要なオプションを付けてしまったりするかもしれません。
複数の葬儀社に相談して見積もりをとることで、葬儀への「解像度」が高まり、自分に合った葬儀プランや自分にとって必要な物品・サービスなどを把握しやすくなります。
葬儀費用の全体像
葬儀費用は、主に次のものから構成されます。
- 儀式にかかる費用
- 僧侶などに支払うお布施
- 参列者の接待費用
- ご遺体の安置費用
葬儀の見積もりを比較する前に葬儀費用についての全体像を把握しておくと、理解が深まりやすくなるでしょう。ここでは、それぞれの費用について概要を解説します。
儀式にかかる費用
儀式にかかる費用とは、葬儀そのものの費用です。具体的には、斎場の利用料や斎場スタッフの人件費、棺・骨壺の費用、祭壇の費用、ご遺体の搬送費用などがこれに含まれます。
僧侶などに支払うお布施
お布施とは、僧侶などの宗教者に読経などをしてもらったお礼としてお渡しする金品です。読経などの「対価」ではなくお礼であるため、明確な金額が決まっていないことも多いです。
ただし、地域や菩提寺とのこれまでのお付き合いの深さなどによって一定の相場があるため、原則として相場相当の額をお渡しする必要があります。なお、お布施などの宗教者へのお礼は葬儀社に支払うのではなく、葬儀当日、僧侶などに直接お渡しすることが一般的です。
参列者の接待費用
参列者の接待費用とは、会食や返礼品の費用です。
通夜の後には「通夜振る舞い」、火葬の後には「精進落とし(お斎)」と呼ばれる会食をすることがあります。通夜振る舞いには通夜の参列者がそのまま参加し、精進落としには火葬まで同行した近親者と僧侶が参加するのが一般的です。
ただし、コロナ禍以降では会食を省略するケースも少なくありません。また、参列者には参列のお礼として会葬礼状と会葬御礼品をお渡しすることが一般的であり、これにも費用がかかります。
ご遺体の安置費用
葬儀に関する見落としがちな費用として、ご遺体の安置費用があります。安置とは、病院の霊安室などを出てから通夜が開始されるまでの間、ご遺体を保管することです。
安置期間は火葬場の予約状況など火葬を遅らせる事情の有無などによって異なるものの、平均すると2~3日程度であることが多いでしょう。
ご遺体の安置場所の主な選択肢は、ご自宅と葬儀社の安置施設です。ご自宅で安置する場合は施設の利用料などはかからないものの、ご遺体の状態を保つためのドライアイスなどの費用はかかります。
一方で、葬儀社の安置施設を利用する場合にはドライアイス費用のほかに、安置施設の利用料も必要です。安置施設の利用料は1日単位で設定されていることが多いため、これも確認しておくとよいでしょう。
葬儀費用の見積もりを確認する前に知っておくべきポイント
葬儀費用の見積もりをとる前に一定の事項を知っておくことで、より的確な比較検討が可能となります。ここでは、葬儀費用の見積もり前に知っておきたい主なポイントを4つ紹介します。
- 僧侶へのお布施は見積もりに入っていないことが一般的
- 「葬儀一式」の中身は葬儀社ごとに異なる可能性がある
- 飲食費用や返礼品の費用は想定される参列者の数によって変動する
- 安置費用は別料金であることが多い
僧侶へのお布施は見積もりに入っていないことが一般的
葬儀に要する費用の中で、お布施が占める割合は小さいものではありません。しかし、葬儀社から提示される見積もりにはお布施は含まれていないことが一般的です。
なぜなら、先ほど解説したように、僧侶などへのお布施は葬儀社に支払うものではなく、僧侶などに現金で直接お渡しすべきものであるためです。また、対価性のあるものではないため、葬儀社がお布施の額を決められるものでもありません。
「葬儀一式」の中身は葬儀社ごとに異なる可能性がある
「葬儀一式」に含まれる物品・サービスは一律ではなく、葬儀社によって異なる可能性があります。
たとえば、「葬儀一式」についてA社が80万円、B社が60万円の見積もりを提示し、一見するとB社の方が安価に見えたとします。しかし、実はB社の「葬儀一式」には斎場の利用料やご遺体の搬送費用などが含まれておらず、この点を加味すると、実はB社の方が総額が高くなるかもしれません。また、後から追加費用がかかり、トラブルに発展するおそれもあります。
飲食費用や返礼品の費用は想定される参列者の数によって変動する
飲食費用や返礼品にかかる費用は、参列者の数によって変動するものです。そのため、金額だけではなく、「何名の参列を想定した金額なのか」も確認しておく必要があります。
安置費用は別料金であることが多い
葬儀費用の見積もりに、安置費用が含まれていない場合もあります。しかし、安置施設の利用料の目安は1日あたり5,000円から3万円程度であり、安置期間が長くなると費用がかさむ可能性があります。
そのため、見積もりに安置費用が含まれていない場合には、3日程度安置すると想定した場合の費用を提示してもらうとよいでしょう。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プラン(自宅での安置が前提となる「自宅葬プラン」を除く)の基本料金に、最大3日分の安置施設利用料を含んでいます。そのため、この期間内の安置であれば安置施設の利用に追加料金はかかりません。安置費用を抑えたいとお考えの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
葬儀の見積もりの比較ポイント
葬儀の見積もりを比較する際は総額だけを見るのではなく、見積もりに含まれる物品・サービスの内容や追加料金がかかるケースなどについても確認することをおすすめします。ここでは、葬儀の見積もりを比較する主なポイントを4つ紹介します。
- 葬儀の総額
- 見積もりに含まれる物品・サービスの内容
- 見積もりのほかに費用がかかるケースとその金額
- 担当者の説明が丁寧かどうか
葬儀の総額
葬儀の見積もりの提示を受けたら、まずは総額を確認しましょう。
ただし、先ほど解説したように、総額だけを見て依頼する葬儀社を決めるのはおすすめできません。
見積もりに含まれる物品・サービスの内容
葬儀の見積もりでは、必ずその金額に含まれる物品・サービスを確認しておきましょう。一見すると安価であっても、実はその金額には葬儀の施行に必要となる一部の物品・サービスが入っておらず、これを加味すると実際の請求額が高額となる可能性があるためです。
「A社の見積もりに入っており、B社の見積もりに入っていないものはないか」などと各社の見積もりの内訳を慎重に比較することで、見積もりの違和感に気付き、的確な質問もしやすくなります。また、誠実な葬儀社を見分けることにもつながるでしょう。
見積もりのほかに費用がかかるケースとその金額
見積もりの金額のほかに、追加費用が発生することがあります。一般的には、次のケースに追加料金が発生します。
| ケース | 概要 |
| 喪主が、見積もりにはない物品・サービスを希望した場合 | 「湯灌(ゆかん)」を追加で希望した場合、親族の着物のレンタルや着付けを追加で希望した場合など |
| 見積もり時点では想定していなかった事態が生じた場合 | 故人が旅行先で亡くなり長距離の搬送が必要となった場合、ご遺体を長期間安置する必要が生じてエンバーミングが必要となった場合など |
| 料理や返礼品が追加で必要となった場合 | 参列者が想定より多くなった場合など |
ただし、葬儀社によっては、喪主としては当然見積もりに含まれていると考えていた金額が別料金として設定されている場合もあります。たとえば、斎場の利用料が別料金である場合や、葬儀会場から火葬場までの寝台車の利用料が別料金である場合などです。
そのため、追加費用がかかるケースについて慎重に確認し、比較検討する必要があるでしょう。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プランの基本料金にそのプランでの葬儀の施行に最低限必要となる物品・サービスをすべて含んでおり、不明瞭な追加料金を請求することはありません。明朗会計で信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
担当者の説明が丁寧かどうか
葬儀の見積もりでは金額だけではなく、担当者の対応も比較するのがおすすめです。「葬儀一式」の内訳などを担当者に尋ねても満足のいく説明が受けられない場合や、説明の内容が信用できない場合などには、その葬儀社を候補から外すことも検討するとよいでしょう。
葬儀の見積もり比較は生前がおすすめ
可能であれば、葬儀の見積もりは生前からとることをおすすめします。その理由を4つ解説します。
- 時間的な余裕があるから
- 冷静な目で葬儀社を比較検討しやすいから
- ご逝去後に落ち着いて対応しやすくなるから
- 割引が適用される場合があるから
時間的な余裕があるから
ご逝去後に、時間をかけて複数の葬儀社から見積もりをとるのは困難です。なぜなら、ご遺体を病院内の霊安室に安置できるのはご逝去後の数時間(2~3時間程度)だけであり、その間に寝台車を持っている葬儀社を手配し、ご遺体を搬送してもらう必要があるためです。
ご遺体の搬送と葬儀の施行を別の葬儀社に依頼することもできるものの、これには手間や余分な費用(ご遺体の再度の搬送など)がかかります。そのため、結局はその葬儀社に、そのまま葬儀まで依頼することが多いでしょう。
しかし、葬儀社を比較していないため、料金が割高であったり希望の葬儀が実現できなかったりする可能性は否定できません。生前であれば時間的な余裕があるため、複数の葬儀社から時間をかけて見積もりをとることが可能となります。
冷静な目で葬儀社を比較検討しやすいから
ご家族が亡くなった直後、気が動転する方は少なくありません。そのため、信頼できる葬儀社かどうかの判断が難しい可能性があるでしょう。
生前であれば冷静な目で葬儀社を比較検討することが可能となり、誠実な葬儀社を見極めやすくなります。
ご逝去後に落ち着いて対応しやすくなるから
葬儀について事前に検討していない場合、ご逝去後に何をすべきかわからずうろたえてしまうかもしれません。
生前のうちから見積もりをとって葬儀社を決めておくことでご逝去後の流れが把握でき、落ち着いて対応しやすくなります。
割引が適用される場合があるから
葬儀社によっては、生前の見積もりや資料請求を条件に葬儀費用の割引が適用されることがあります。そのため、葬儀費用の軽減につながる可能性があるでしょう。
なお、家族葬のアイリスはご逝去後のみならず、ご生前からのお見積もりや資料請求にも対応しています。また、生前に資料請求をいただいた方を対象に、葬儀の割引券も進呈しています。葬儀のお見積もりをご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
葬儀の見積もりをとる葬儀社を選ぶ視点
生前であっても、数十社の葬儀社から見積もりをとって比較するのは現実的ではないでしょう。数社程度に絞って見積もりをとり、その中から依頼する葬儀社を検討するのが一般的です。
そのため、見積もりをとる前の段階で、ある程度葬儀社を絞ることとなります。ここでは、見積もりをとる葬儀社を絞る主な視点を4つ紹介します。
- 希望する葬儀形態の取り扱いがあるか
- 対象地域に入っているか
- ホームページなどで葬儀費用の内訳が丁寧に説明されているか
- よくない評判が散見されないか
希望する葬儀形態の取り扱いがあるか
1つ目は、希望の葬儀形態の取り扱いの有無です。取り扱いのある葬儀プランは、葬儀社によって異なります。
たとえば、自宅での葬儀である「自宅葬」を希望している場合には、そもそも自宅葬の取り扱いがない葬儀社は候補から外れるでしょう。同様に、大規模な社葬を想定している場合、これに対応していない葬儀社は候補から外れます。
このように、まずはご自分の希望する葬儀に対応しているかどうかの視点から、葬儀社を絞るとよいでしょう。
対象地域に入っているか
2つ目は、対象地域への該当の有無です。葬儀は一般的に故人や喪主の居住地の近くで行うものであり、あまり縁のない遠方で行うものではありません。
そのため、想定される地域が対象エリアに入っているか否かの視点でも、葬儀社を絞るとよいでしょう。
ホームページなどで葬儀費用の内訳が丁寧に説明されているか
3つ目は、葬儀費用の内訳の説明の有無です。ホームページなどで安価な葬儀費用だけを強調してその内訳の表示がない場合、結果的にさまざまな費用が加算され、請求額が高くなる可能性があります。
そのため、費用の内訳がブラックボックス化されている葬儀社へのコンタクトは、避けた方が無難でしょう。
よくない評判が散見されないか
4つ目は、よくない評判が散見されないかどうかです。
インターネット上の口コミは自社の関係者や競合他社などが書き込むケースもあると考えられ、すべてを鵜呑みにできるものではありません。しかし、よくない口コミが散見される場合には、見積もりを依頼するかどうか慎重に検討すべきでしょう。
また、実際とは異なる費用を広告に掲載したなどして景品表示法に違反して過去に処分を受けている場合、消費者庁のホームページに社名などが掲載されています。これを確認することで、処分を受けた過去があることを知らずに依頼してしまう事態を回避しやすくなります。
葬儀の見積もりの比較に関するよくある質問
最後に、葬儀の見積もりの比較に関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。
葬儀費用がもっとも安くなる葬儀形態は?
一般的に、葬儀費用をもっとも抑えやすい葬儀形態は直葬(火葬式)です。これは、通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬だけを行うお見送り方法です。
ただし、直葬では時間をかけて故人とお別れするのは難しいでしょう。後悔しないよう、費用面だけではなく、その内容も十分に理解したうえで検討することをおすすめします。
葬儀費用の見積もりをとるにはどうすればよい?
葬儀費用の見積もりをとる方法には、次のものなどが挙げられます。
- 葬儀社に電話をする
- Webから見積もりを申し込む
- 葬儀の相談会に出向く
依頼の候補先となる葬儀社を見つけたら、まずは電話をして「見積もりをとりたい」旨を伝えると、具体的な方法が教えてもらえるでしょう。
まとめ
葬儀の見積もりを比較するメリットや葬儀の見積もりを比較するポイントなどについて解説しました。
葬儀の見積もりを比較することには、多くのメリットがあります。具体的には、葬儀費用を抑えやすくなることや誠実な葬儀社を見つけやすくなること、葬儀への解像度が上がることなどが挙げられます。
可能であれば、葬儀の見積もりは生前のうちにとっておくとよいでしょう。生前であれば時間的な余裕があり、複数の葬儀社の見積もりを比較しやすいためです。また、冷静な目で見積もりや担当者の対応を比較することで、信頼できる葬儀社を見極めやすくなる効果も期待できます。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、ご逝去後のみならず、ご生前の資料請求やお見積もりにも対応しています。葬儀のお見積もりをご希望の際は、家族葬のアイリスまでお気軽にお電話ください。