葬儀社にご遺体の搬送を依頼したり、その後正式に葬儀の契約を締結したりしたものの、何らかの理由からキャンセルしたいと考えることもあるかと思います。
では、葬儀は契約後であってもキャンセルできるのでしょうか?また、契約後に葬儀をキャンセルする際は、どのような点に注意すればよいのでしょうか?今回は、契約後の葬儀のキャンセルの可否や葬儀を契約後にキャンセルする場合の注意点などについてくわしく解説します。
なお、当サイト(家族葬のアイリス)は全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、リーズナブルかつ高品質な葬儀プランを展開しています。また、明朗会計を心掛けており、不明瞭な追加料金を請求することもありません。ご家族が亡くなり、葬儀に関するトラブルを避けたいとお考えの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご相談ください。
▼この記事のポイント
- 契約後に葬儀をキャンセルする理由には、葬儀プランや葬儀費用のミスマッチ、担当者への不信感などがある
- 契約後でも葬儀はキャンセルできるが、キャンセル料が発生する可能性があることなどに注意が必要
- 契約後に葬儀をキャンセルしたい場合には、まず契約書を確認してからキャンセルしたい旨を連絡する
- 契約後の葬儀のキャンセルにはデメリットも多いため、キャンセルしなくて済むようはじめから葬儀社を慎重に検討するのがおすすめ
葬儀社を契約後にキャンセルする主な時期・理由
契約後の葬儀のキャンセルは、次の2つに分類できます。
- ご遺体の搬送後葬儀の正式契約前のキャンセル
- 葬儀の正式契約後のキャンセル
ご遺体の搬送後葬儀の正式契約前のキャンセル
病院などで亡くなった場合にはご遺体は病院内の霊安室に移されるものの、霊安室が使えるのはご逝去後の数時間(2~3時間程度)だけであることが一般的です。この時間内に、ご遺体を別の安置場所まで搬送しなければなりません。
とはいえ、自家用車などでご遺体を搬送するのは現実的ではないでしょう。そこで、ご遺体を寝かせたまま搬送できる「寝台車」を持っている葬儀社を手配して、ご遺体を搬送してもらうこととなります。
ご遺体を安置したら、葬儀社の担当者と葬儀に関する打ち合わせをすることが一般的です。しかし、この段階で葬儀社を変えたいと希望することもあるでしょう。その主な理由には、次のものが挙げられます。
- 希望する葬儀プランの取り扱いがなかったから
- 葬儀社や担当者が信頼できないと感じたから
- 葬儀費用の折り合いがつかなかったから
希望する葬儀プランの取り扱いがなかったから
ご遺体の安置後に、その葬儀社がご遺族の希望する葬儀プランを取り扱っていないことがわかり、キャンセルを希望するケースです。
前提として、すべての葬儀社があらゆる葬儀プランを取り扱っているわけではありません。たとえば、ご遺族が火葬のみを行う「火葬式(直葬)」を希望しているにもかかわらずその葬儀社が火葬式を取り扱っていない場合、キャンセルを検討することになるでしょう。
葬儀社や担当者が信頼できないと感じたから
その葬儀社や担当者に葬儀を任せることに不安を感じ、キャンセルを希望するケースです。
たとえば、プランや料金の説明に不信感を抱いた場合や担当者が故人やご遺族の尊厳を踏みにじるような言動をした場合などは、キャンセルを検討することになるでしょう。
葬儀費用の折り合いがつかなかったから
葬儀費用の折り合いがつかず、キャンセルを希望するケースです。
葬儀費用は、葬儀社ごとに異なります。そのため、ご遺体の搬送を依頼した葬儀社の提示する葬儀費用が、割高であると感じることもあるでしょう。
また、事前にその葬儀社のホームページなどで費用を確認していたにもかかわらず、いざ打ち合わせになったら「その金額だけでは葬儀はできない」などと説明されることもあるかもしれません。
このように、料金面の理由からキャンセルを検討することがあります。
葬儀の正式契約後のキャンセル
打ち合わせを経て正式に葬儀の施行についての契約を交わしたものの、その後キャンセルを希望する場合もあります。契約後に葬儀をキャンセルする場合の主な理由には、次のものなどが挙げられます。
- 他の葬儀社に依頼したい事態が生じたから
- 葬儀社や担当者が信頼できないと感じたから
- 喪主の体調不良などにより葬儀を施行できる状況ではなくなったから
- 自然災害により葬儀を施行できる状況ではなくなったから
他の葬儀社に依頼したい事態が生じたから
葬儀の契約後に、「やはり他の葬儀社に依頼したい」と思い直し、キャンセルを希望するケースです。他の葬儀社に依頼したいと考える理由としては、次のものなどが想定できるでしょう。
- 他の葬儀社が理想の葬儀プランを展開していることがわかったから
- 他の葬儀社の方が費用が安いことがわかったから
- 葬儀社を指定する故人のメモが見つかったから
- 故人が互助会に加入していることがわかったから
なお、費用面の理由から葬儀社を切り替える際は、特に慎重な判断が必要です。後ほど解説しますが、キャンセル料やご遺体を再度搬送する費用などを加味すると、葬儀社を切り替える方がトータルの費用が高くなる可能性が高いためです。
葬儀社や担当者が信頼できないと感じたから
葬儀社や担当者が信頼できないと感じ、キャンセルを希望するケースです。たとえば、次の場合などが想定されます。
- 正式契約までは誠実に見えた担当者が、契約を交わした途端に横柄となった
- 慌ただしい中で契約してしまったものの、冷静になってから言動に不快な点があったことに気付いた
- 契約締結後に担当者が突然変わり、その担当者に失礼な対応をされた
- 契約締結後に、事前の説明とは異なる追加料金の説明をされた
喪主の体調不良などにより葬儀を施行できる状況ではなくなったから
ご遺族側の重大な事情により、葬儀をキャンセルするケースです。たとえば、喪主が不慮の事故や持病の急激な悪化などで突然入院をして、葬儀が難しくなった場合などが想定されます。
仮にこのような事態が生じたら、他のご遺族が喪主を引き継ぐのが一般的です。例外的に引き継ぐ親族もいない場合であっても、ご遺体をそのままにするわけにはいきません。そのため、火葬式など簡易な葬儀に切り替えるなどの対応をすることになるでしょう。
自然災害により葬儀を施行できる状況ではなくなったから
大地震や洪水など自然災害によって葬儀を行うのが難しくなり、葬儀をキャンセルするケースです。この場合もご遺体をそのままにはできないため、火葬式など簡易な葬儀に切り替えるなどの対応を検討することになるでしょう。
ただし、その葬儀社が火葬式などを取り扱っていない場合には、取り扱いのある別の葬儀社を手配することとなります。
葬儀社をキャンセルする場合の注意点
契約締結後であっても、葬儀はキャンセルできることが一般的です。ただし、葬儀をキャンセルする場合には、次の点などに注意する必要があるでしょう。
- キャンセル料やその時点までに受けたサービスの対価の支払いが生じる
- 新たに依頼する葬儀社を手配する必要が生じる
- ご遺体を搬送し直す必要が生じる
- 葬儀日程が変わる可能性がある
キャンセル料やその時点までに受けたサービスの対価の支払いが生じる
葬儀をキャンセルする場合、少なくともその時点までに受けたサービスの対価が発生します。たとえば、ご遺体の安置直後にキャンセルする場合には、次の費用がかかることが一般的です。
- ご遺体の搬送費用
- 搬送時に使用したドライアイス費用
- 安置に使用したご遺体用のお布団の費用
- 枕飾りの費用
また、すでに正式に契約を締結している場合には、契約書に記載された所定のキャンセル料の支払いも必要となるでしょう。
なお、大災害などの不可抗力によるキャンセルである場合には、キャンセル料などは不要となることが一般的です。いずれにしても、まずは契約書を確認することをおすすめします。
新たに依頼する葬儀社を手配する必要が生じる
葬儀社をキャンセルする場合、新たに別の葬儀社を手配する必要が生じます。時間を要することでご遺体の損傷が進行する事態を避けるため、信頼できそうな葬儀社を早急に手配する必要があるでしょう。
なお、家族葬のアイリスは各葬儀プランの基本料金にそのプランでの葬儀の施行に最低限必要となる物品・サービスをすべて含んでおり、不明瞭な追加料金を請求することはありません。葬儀社のキャンセルに伴い、信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にお電話ください。
ご遺体を搬送し直す必要が生じる
キャンセルした葬儀社の施設にご遺体を安置している場合、葬儀社を切り替えることで別の安置施設に搬送し直す必要が生じます。これにより、搬送費用などが余分にかかることになるでしょう。
葬儀日程が変わる可能性がある
新たに手配した葬儀社が、キャンセル前の葬儀社と同じ日程で葬儀ができるとは限りません。また、すでに火葬場を予約していたとしても、火葬場の規則やシステムによって予約を引き継げない場合があります。
そのため、葬儀社を変えることで、葬儀日程が変わる可能性があるでしょう。
葬儀社を契約後にキャンセルしたい場合の流れ
契約後に葬儀社をキャンセルしたい場合は、まず契約書を確認したうえで葬儀社にキャンセルしたい旨を伝えます。キャンセルの流れについて、順を追って解説します。
- 契約書の内容を確認する
- キャンセルしたい旨を葬儀社に伝えて引継ぎの流れや費用などを確認する
- キャンセルした旨を近親者などに連絡する
- 新たな葬儀社を手配する
1.契約書の内容を確認する
契約後に葬儀社をキャンセルしたい場合、まずは契約書の内容を確認しましょう。キャンセル料やキャンセル時の費用精算について、契約書に規定されていることが多いためです。
2.キャンセルしたい旨を葬儀社に伝えて引継ぎの流れや費用などを確認する
契約書を確認したうえで、葬儀社にキャンセルしたい旨を連絡します。そのうえで、支払うべき費用や引継ぎの流れなどを確認しましょう。
3.キャンセルした旨を近親者などに連絡する
葬儀日程や場所などについてすでに近親者に連絡している場合には、葬儀社をキャンセルした旨を連絡しましょう。そのうえで、変更後の日時などが決まったら、改めて連絡する旨を伝えます。
4.新たな葬儀社を手配する
葬儀社を無事にキャンセルできたら、新たに依頼する葬儀社を手配します。ホームページや電話対応などを確認し、信頼できそうな葬儀社を慎重に選定するとよいでしょう。
家族葬のアイリスは、「家族葬プラン」や「一般葬プラン」、「火葬式(直葬)プラン」、「自宅葬プラン」など、高品質かつリーズナブルな葬儀プランを展開しています。また、不明瞭な追加料金を請求することもありません。
葬儀社のキャンセルに伴い、新たに信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
- 監修者コメント:このような事態では、悲しみ・不信感・不安などマイナスな感情が大きくなります。相手への対応も感情的になりがちですが、そうなると葬儀社側の対応も頑なになりやすいため、冷静にキャンセルを進めることが望ましいです。
葬儀社の契約後のキャンセルを避ける対策
契約後に葬儀社をキャンセルする場合、費用面や精神面、時間の面などで余分な負担が生じます。そのため、本来であれば、はじめに手配した葬儀社にそのまま依頼することがご遺族にとっても望ましいでしょう。
葬儀社をキャンセルする負担をご遺族が負わないため、次の対策などを講じることをおすすめします。
- 希望する葬儀プランの取り扱いがあることを確認したうえで手配する
- 葬儀費用の内訳が明確となっている葬儀社に依頼する
- 事前にインターネット上などで口コミや過去の処分事例などを確認する
- 生前から葬儀社を探しておく
希望する葬儀プランの取り扱いがあることを確認したうえで手配する
希望する葬儀プランのミスマッチによりキャンセルする事態を避けるため、葬儀社を手配する前に、希望する葬儀プランの取り扱いがあることを確認しておきましょう。
特に、「火葬式(直葬)」や「自宅葬」、音楽で故人を見送る「音楽葬」などは取り扱っていない葬儀社もあるため、事前の確認は必須であるといえます。
葬儀費用の内訳が明確となっている葬儀社に依頼する
費用面でのミスマッチや費用に関するトラブルを避けるため、葬儀費用とその内訳がホームページなどで明確になっている葬儀社を選びましょう。
ホームページなどに「葬儀一式〇〇円」との記載があり、これがリーズナブルな価格であったとしても、「一式」の内訳が記載されていなければ思わぬ追加料金が発生する可能性があるためです。
そのため、葬儀社を手配する前にホームページなどを見て、「費用が妥当であること」と「費用の内訳が明示されていること」を確認するとよいでしょう。
事前にインターネット上などで口コミや過去の処分事例などを確認する
費用がリーズナブルで内訳も表示されていても、まだ安心はできません。手配をして打ち合わせをした結果、ホームページや広告の記載とは異なる説明がなされ、最終的な見積もり額が高くなるおそれがあるためです。
また、葬儀を施行する中でさまざまな名目で費用が加算され、最終的な請求額が高くなるおそれもあるでしょう。
このような葬儀社を、公式のホームページや広告だけで見分けることは困難です。そのため、SNSやGoogleマップなどで葬儀社名を検索し、口コミを調べてみるとよいでしょう。インターネット上の口コミがすべて真実であるという保証はないものの、トラブル事例が多く投稿されている場合には避けた方が無難です。
また、過去に事実とは異なる広告などをして処分されている場合、消費者庁のホームページに企業名などが掲載されています。そのため、これを確認することでも、トラブルのリスクがある葬儀社を避けやすくなるでしょう。
生前から葬儀社を探しておく
葬儀社の選定を誤ってキャンセルに至る事態を避けるため、可能な限り生前のうちから葬儀社を探しておくことをおすすめします。
ご家族が亡くなった直後に葬儀社を探すまでには、さほど時間的な余裕がありません。また、ご家族を亡くした直後は、気が動転していることも多いでしょう。
そのため冷静な判断ができない可能性もあります。生前のうちから葬儀社を探し、見積もりを取るなどして比較検討することで、信頼できる葬儀社を冷静に見極めやすくなります。
家族葬のアイリスはご逝去後のみならず、ご生前からのご相談や資料請求にも対応しています。生前のうちから葬儀社を探しておきたいとお考えの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
葬儀社の契約後のキャンセルに関するよくある質問
最後に、葬儀社の契約後のキャンセルに関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。
葬儀を契約後にキャンセルする場合におけるキャンセル料の目安は?
契約後に葬儀をキャンセルする場合に発生するキャンセル料は、5万円から10万円程度であることが一般的です。ただし、その時点までにすでに一定のサービスを受けている場合には、その分の費用がかかります。
キャンセル料の金額や計算方法は葬儀社によって異なるため、まずはその葬儀社と取り交わした契約書を確認するとよいでしょう。
葬儀のキャンセルでトラブルとなった場合の相談先は?
葬儀のキャンセルでトラブルに発展した場合には、まず消費生活センターに電話で相談するとよいでしょう。電話番号は、局番なしの188です。無料で助言が受けられます(通話料はかかります)。
まとめ
契約後に葬儀をキャンセルする主な理由や葬儀をキャンセルする際の注意点、葬儀をキャンセルする流れなどについて解説しました。
葬儀は、契約後であってもキャンセルできるのが原則です。ただし、その場合には、その時点までに受けたサービスの対価や契約書に記載のキャンセル料などの支払いが必要となることが一般的です。また、葬儀社を変える場合には、ご遺体を搬送し直す必要もあるでしょう。
契約後に葬儀社をキャンセルせざるを得ない事態が生じるのをできるだけ避けるため、葬儀社ははじめから慎重に選ぶことをおすすめします。
家族葬のアイリスは全国対応で葬儀のトータルサポートを行っており、リーズナブルかつ高品質な葬儀プランを展開しています。ご家族が亡くなり、信頼できる葬儀社をお探しの際は、家族葬のアイリスまでお気軽にご連絡ください。
お電話は24時間365日いつでも受け付けており、深夜や早朝であってもご遠慮いただく必要はありません。