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直葬とは |葬儀の基礎知識

直葬とは

直葬とは

人が亡くなった時には「葬儀を行う」という認識があるものですが、

法律的には、宗教的な儀式を必ず行わなければならないという決まりもありません。

 

いろいろな価値観の方が増えてきていることから、最近は「葬儀の形」も古い慣習に囚われないものも増えてきました。

近年、増えつつある「直葬」

直葬は、通夜や告別式といった宗教的な儀式を行わない形態です。

火葬だけを行うため、「火葬式」と呼ばれることもあります。

密葬や家族葬とはまた違った意味合いのものです。

 

兄弟家族が多かったひと昔前では、人が亡くなると親戚一同が集まって伝統的な葬儀をしていたものですが、

近年では少子化などによって親戚の人数も減ってきていて、さらには核家族化により、

親戚との付き合いもあまりしない方も多くなってきています。

 

このような時代背景により、直葬を選ぶ方が増えてきています。

また、経済的な理由から選択する方も多くなっています。

生前から、残された家族に負担をかけさせたくないと、

直葬をして欲しいと考えている方も多いようです。

 

葬儀というものは宗教的なものですので、宗教への信仰心が薄く、

儀式的なものに疑問を抱いている方が直葬という形を選ぶことも増えています。

 

直葬は通夜や告別式といった宗教的な儀式の部分がカットされたシンプルなものです。

しかし、亡くなった方を火葬までの間に安置する場所、斎場まで移動するための車などの手配は必要です。

 

ご遺体安置→納棺→出棺→火葬→骨上げといった流れになります。

 

費用的な部分だけをを重視してしまい、直葬を選んでしまうと、

後日さまざまな後悔の念に悩んでしまうことがあります。

 

「もっと丁寧にやればよかった」などと後悔する方や、

後から訃報を知った親族や周囲の人とトラブルに発展することもあるようです。

 

その方々にとっては、故人との別れの場が無くなってしまうことに繋がります。

周囲から理解が得られないことも多いのが、直葬です。

 

もし直葬を選択するなら、親族とのトラブルを避けるために、

事情をしっかりと説明できるようにしたいものです。

 

家族と、生前から葬儀について話し合っておくことも大切です。

 

また、先祖代々のお墓を所有している場合にも直葬は要注意です。

納骨の際に、寺院とトラブルになってしまう可能性も大きいです。

先祖代々のお墓でお世話になってきた寺院は、これからもお世話になる場所です。

 

直葬をしたい場合には、事前に相談してから決断するようにし、独断で決めないことが重要です。

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