お墓参りについて

お墓参りについて

お墓参りとは先祖に対しての「ありがとう」です。墓前で手を合わせることで、先祖がいたからこそ、今の自分がここにいるという実感が沸くものかもしれません。気持ちを込めたお墓参りをして、先祖への感謝の気持ちを常に持ちたいものですね。


ohaka_soujiお墓参りの方法について

・持っていきたいもの

掃除のためのほうき、ぞうきん、たわし、スポンジ、ゴミを入れるための袋、バケツなどお墓を綺麗にするためのグッズを持っていきましょう。また、線香やろうそく、生花、お供え物もお墓参りには大事な持ち物です。

・まずはお掃除

お墓に行ったらまずは「掃除」をしましょう。

外にあるお墓ですから、雑草が生えていたり、ゴミが散らばっていたりしています。

お墓は先祖が眠る大事な場所ですから、綺麗な状態で供養をしたいものです。

ほうきやぞうきん、たわしなどを持って行き、周辺の掃除とお墓の溝部分に溜まった泥やゴミを丁寧に取り除きます。

・お供え

墓前に供えるために、季節の花々や果物、お菓子も準備しておきましょう。

綺麗に掃除された状態のお墓に、これらを供えます。

食べ物類は、お墓の上に直接お供えせずに、半紙などを利用してその上にお供えしましょう。

花立てに水をたっぷり入れて適度な長さにした花々を供えましょう。

あまりにも長いまま花を供えると、風などにより倒れてしまうことにもなります。

お供えが終わったら、ろうそくに火をともし、線香を焚いて墓前で手を合せます。自宅の仏壇の場合と違って、墓前でのお線香は数本ずつではなく、1束のままに火をつけましょう。

ohaka・お墓参りの注意点

菩提寺の場合、先祖のお墓に手を合わせる前に、まずは本堂のご本尊に手を合わせるようにしましょう。

また、法要の流れでお墓参りをする時には、喪服で行く場合が多いですが、それ以外の場合は特に服装はこだわる必要はありません。

ただ「先祖の方に会いに行って感謝を伝える」という日なので、墓地に似合わないような派手な服装やあまりにも簡単な軽装はなるべく避けたいものです。

菩提寺の住職や僧侶、管理事務所の方に会った時のことを考え、できるだけ身なりは整え、気持ちをひきしめて墓前に向かうようにするといいのかもしれませんね。ohakamairi